夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

富士山に初冠雪

2011-09-24 21:17:42 | 日記・エッセイ・コラム

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今朝は富士山に初冠雪。

うっすらと雪化粧してとても品があります。

昼になると太陽に照らされて消えてしまうのです。

本当に儚くて美しい。

初々しい乙女のようです。

初冠雪はその年一番最初に冠雪した日を言います。

私の購読している新聞によりますと今年の初冠雪は、

平年より6日早くて、去年より1日早いそうです。

山頂の気温は、午前0時には、氷点下10.1度

午前6時には、氷点下5.3度だそうです。

今日は、初冠雪の綺麗な富士山を撮影出来て良かったです!

台風の爪跡の悲惨な写真は、私恐ろしくて、無理です。

皆さんがホッと一息出来るような、元気になれるようなブログを心がけています。

私のブログを読んで頂きまして、ありがとうございます。

私夏頃から体調を崩していたのですが、来週入院確定しましたので、ブログを少しお休みさせて頂きます。


嵐の後で

2011-09-22 22:48:46 | 日記・エッセイ・コラム

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台風一過の晴天とはならずに、この近辺だけ、一日中曇ったり雨が降ったりと安定しない天気だった。

朝早くから、ガヤガヤと騒々しい一日が始まった。

近所のお宅。

三月十六日の地震で屋根瓦が壊れて、修理したばかりなのに、また台風で屋根瓦が飛ばされてしまったそうです。

訪れた人は、みんな口々に「恐ろしかった。」と言う。

運転していても色々な物が飛ばされて来てとてもじゃないけど走れなかったと興奮気味に話す。

近所の奥さんは「家が壊れるかと思った。」と言う。

普段なら「酷かったですね」と感想を言い合う位なのに、どこどこの樹が倒れていたとか、具体的に教えてくれる。

家の周りだけでも、道路に木の葉がびっしり吹き飛ばされて積もっていた。

夕方驚く程綺麗な色の夕焼け空の撮影を兼ねてセニアカーで町内を偵察。

道路の落ち葉はほとんど綺麗に掃き清められていました。

さすが、以前富士市で一番ゴミ置き場が綺麗な町内と褒められた我が町内です。

ゴミ置き場には落ち葉が市の指定のゴミ袋に入れられて整然と何袋も置かれていました。


台風15号襲来

2011-09-21 22:12:44 | 日記・エッセイ・コラム

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台風15号が静岡県に上陸した。

一日中暴風雨が凄くて、家が壊れるのではないかと思う位不安だった。

こんなに酷い雨と風は生まれて初めて。

昨夜の雨の降り方が尋常ではなかった。

雨戸に当たる雨音が激しくてまんじりとも出来なかった。

真夜中の一時半頃に市役所の広報無線が放送されていたが、風雨の音にかき消されて何を言っているのか全然聞き取れなかった。

朝ドアを開けてびっくりした。

道路が川のようになって流れている。

雨は滝のように降って来る。

雨の次は、風。

ドアも開けられない程強い風。

開けたら、ドアが吹っ飛んで行きそうで、ベットの中でじっとしていた。

お気に入りのヘルパーさんが台風の中来て下さってホッと一息ついた。

ヘルパーさんが帰ると同時に停電した。

携帯で、夫に電話をしても混み合っていますというだけで、繋がらない。

また三月十一日の地震の日の再来と不安が募る。

今年は何と自然災害の多い年なんだろう。

ベットの中でやり過ごしているうちに、灯りも点いた。

固定電話も繋がった。

風もだんだん静かになって来た。

恐る恐るドアを開けて、外に出てみた。

近所の木や建物も倒れていた。

あー本当に恐ろしかった。

私も随分気弱になったものです。


何回使いますか?

2011-09-20 23:50:01 | 日記・エッセイ・コラム

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「それを何回使いますか」と聞かれて沢山と答えられるものは大したものではないと思う。

着る回数が多いのは普段着の安物。

本当に大切な物は普段は着ない。

例えば花嫁衣装。

何回も白無垢を着る人もいるようですが、本来一生に一度きりしか着ないものです。

留袖も然り。

晴れ着とは良く言ったものです。

現代は晴れ着も下着も区別のつかないような薄っぺらいファッションが流行して、老いも若きもみんな似たような格好をしている。

いわばコンビニファッション。

食べ物もお正月やお祭り、お祝い事などの特別な日にしか食べられなかったお刺身やお寿司なども手軽に食べられるようになった。

具まで自分で煮たチラシ寿司など作る人はめったにいないと思う。

子供の為にセーターを編んだり、晴れ着を縫ったり、

手間暇掛ける人が減ったのは時代の流れ。

母が私の嫁入り用にぽつぽつ縫ってくれた着物を手入れしながら、

まだ一度しか袖を通していないと感慨深い。

使わなくても大切な物はある。

津波の避難ビル。

何回も使うようでは、大変だ。

何回使うかよりも何に使うかだ。


宇宙から見ると国境は無い

2011-09-19 23:39:59 | 日記・エッセイ・コラム

静岡県御殿場市東富士演習場付近の富士山

コンクリート製の建物はトーチカと言って見張りをする場所です。

中に映っているのは、外国人の我が家のお嫁さんとハーフの孫達とケビンです。

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昨日NHKのテレビ放送で、宇宙飛行士の古川聡さんが素晴らしい映像を宇宙の渚から届けて下さいました。

静かにじっくりと観たかったので、司会やゲストはミスキャストだと思いました。

しかし宇宙飛行士古川聡さんの笑顔や行動、言葉はそれ以上の感動がありました。

映像も素晴らしかったのですが、地球からの訳の解らない無理な注文や騒々しい連中への穏やかな対応の仕方や、機敏な行動。

含蓄のある一言一言。解り易い説明。流石日本中から選ばれた宇宙飛行士。日本の誇りだと思いました。

しかし彼は大切なことを言っていました。

「宇宙から見る地球には国境は無いんです。」

本当にその通りだと思います。

戦争や人間の便利な生活のために地球を傷めてはいけないと再認識した一夜でした。