畳の縁の模様は、繋がっています。
御用邸は、広大な敷地に、沢山の建物が建っています。
中には、何十もの部屋が次々と迷路のように繋がっています。
外側からの侵入を防ぐ為に、格子がしっかり。
中から見ると反対に簡単に外に出られない感じがします?
女官や警護の部屋
侍従の部屋が延々と続いています。
廊下はベージュの絨毯
掃除をしたり、縫い物をしたりする人たちの部屋が一番外れにあります。
食事の支度をする調理師の部屋は、調理場の隣にあります。
お湯は外から運びます。
昔は便等を侍医がチェックして体調管理したそうです。
調理場
配膳室
調理場から配膳室までも離れています。
御食堂までもまた距離があります。
本当に大変な事だと思いました。
御食堂
昭和天皇のお乗りになった自転車のレプリカ
昭和天皇のお召しになられた衣類や、お描きになられた絵なども展示されています。
謁見所
私の生まれ故郷に昔御用邸があったことは本当に素晴らしい名誉なことだと誇りに思います!
風光明媚で穏やかな気候風土。
沼津御用邸の温かい空気、松原を渡って来る風の音。
御静養の一時が静かで満たされたものであったことと思います。
たまには、玉突きで息抜きもなさった事でしょう。
ロイヤルの生活は、窮屈そうで、周囲の方々に気を使ってばかりいて大変だなあ…というのが、私の感想です。