こちらの施設では昨年12月に入ってから、胃腸炎が流行り気味でそのことを電話で話したら、息子から1月末に帰省すると連絡が入った。そのため孫たちからそれぞれ年始の挨拶を貰った。
中学生の孫からはEメールが届いた。件名は「あけおめ」になっている。最近少しふざけたEメールが届くことが多くなった。友達仲間で流行っているのだろうか。始めはなんのことかよく分からなかった。本文は「明けましておめでとうございます。」ただそれだけ。やっとあけましておめでとうの省略であると、終わりになって理解した。
小学校低学年の孫娘からは元旦の日旅先から電話がかかった。其れで十分なのだが正月から5日も過ぎたころ、また年賀状がきた。それにはどうも魂胆があるらしくユーモアのある年賀状におもわず苦笑いをした。
「お年玉が欲しいとか」「お年玉をもらっていないよ」と直接的な表現をせず漫画風にかいてある。中心に大きくお年玉の袋を書きその右側に「わくわく」左側に」「何円かなあ」と色鉛筆で色分けしてある。
要するにお年玉の催促なのである。考えてみると今年は孫たちが帰省しなかったのでお年玉を渡す機会がなかったのである。
省略してもよいかと思っていたが、こんなに手の込んだ年賀状を貰っては渡さないわけにはいかない。
数年前まではコインを喜ぶ孫であったが、小学生となった今ではそれはとても通用しそうにない。
上の孫の誕生祝と一緒に、送ることになりそうである。(E)
お年玉