ゴールデンウイークも過ぎここの施設から眺望できる田畑も緑を濃くしている。作付されているのは、麦と思われるが、日に日に緑を濃くし背丈を伸ばしている。大麦か小麦かまだ分からないが、7月頃には分かるとおもわれる。草葉が伸びればそれを食べる昆虫も卵から孵りやがて昆虫になって田畑を飛び回り、相手を見つけて交尾し沢山の卵を草の葉に産み付けることだろう。人間は其れを消毒で殺し、葉を食べられないようにし沢山種を作らせそれを横取りしている。
小麦ならパンやうどんにして食べ、大麦ならば押し麦にして、お米に混ぜてご飯として頂く。全ては太陽から戴いたエネルギーの賜物である。卵も鶏肉も麦を与えて育てた鶏の産物である。
魚だって海草を食べて育っているが、その海草が海の中で太陽光に当たって育っているのだ。
私の祖父は毎朝太陽に向かって柏手を打ってお祈りをしていた。何と言っていたのか、今となっては知る由もないが昔の人は太陽の恵みに感謝していたのだ。
その点我々現代人の方が大切なことを忘れているような気がする。(T)
麦畑