雑学の大家を自認しているオソマツ君であるが、昨夜ふと考え始めて分からなくなった問題がある。
それは、アジヤ大陸の西と東で何故、同じ小麦粉を使って一方はパンをつくりもう一方はうどんを造るようになったかである。
先日テレビで讃岐うどんがどうして全国で有名になったか?をやっていた。
タモリとかいう、早稲田を出たタレントが出る番組だった。
讃岐うどんの方は①徳島県を東西に走る山脈によって、山脈の北側は地中海性気候になって雨が少なく日照時間が長いため上質な小麦が取れたこと
、②山脈の南側に急流を誇る谷川が多く、水車が発達し小麦粉の生産に便利だったこと
③金毘羅信仰の総本山が讃岐にあって、信者が本山まいりに来て近くの食堂でうどんを食べその腰の強さに感動したことなどで、讃岐うどんが有名になったと云っていた。
これはうどんの歴史でパンはでてこない。
美味しいパンを焼くにはイースト菌とかいう細菌の活躍が必要とかいいます。とすると、ヨーロッパの方がイースト菌の繁殖がさかんなのだろうか。
寡聞しして、そういうことは聞いていない。ヨーロッパではうどんのような形の食べ物をパスタとか言ってパスタ料理はイタリアが盛んと聞いているがイタリアはパンも盛んだ。
かくして、アジアの西と東で小麦の加工が違った理由は分からづじまいである。文化人類学上重要な課題だと思うがいかがだろうか?
偉そうな事を云っていても楽しいはずの日曜日が眠くて、だいなしである。全くオソマツそのものだと苦笑していることしかできない。(T)