主人の携帯が突然故障した。電源を入れると画面が出てくるが少し経過すると消えて真っ暗になってしまう。たまたま帰省した娘に相談すると即座に「買い替え」「買い替え」という。
私の気持ちも10年近く使っているのでそろそろ買い替えの時期かと思い始めた。
気がかりなのは、新しく買い替えた携帯が、果たして操作できるかということ。本人は気落ちして入浴もしたくない様子。兎に角早くと思い次の日近くのドコモショップへ出かけた。
私としては小さな電気製品でも買うつもりで出かけたが、それがとんでもない間違いであることが判明した。
アンケートに記入したり、相談したりしている内に、新規購入ということになった。本人でないため委任状は持っているか、本人確認の書類はあるか、同居を証明できる書類はあるか。手帳はもっているか。と矢継ぎ早の質問にうんざりしてしまった。時計を見ると1時間半も経っていた。携帯一つ買うのにこんなに時間や書類が必要なのかと、改めてびっくりした次第である。次の日出直したらまた1時間以上かかかった。
ヒトツダケ運がよかったのは、私が「80歳以上の老人がつかうのだから、操作が今までとさほど変化がないこと、使う目的は通話のみ」と主張して、今まで使っていたガラ系の形態とそっくりなのを探してくださったことだ。
本人はいまのところ気分よく使っているが値段は今までのと比べると倍以上はしている。いろいろな機能が付いているに違いない、(E)