鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1474回】 長く愛される企業になるために・・・

2015年01月13日 | 住宅コンサルタントとして
2015年になってから、ネット通販で買い物をしまくっている、
鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

今年2回行く、イタリアツアーのホテルや航空券。
お肉とワイン。
本やiPhoneをプロジェクターやテレビにつなぐための接続端子。
そしてつけ麺。

なぜつけ麺?

それは、あるつけ麺店のオーナーの書かれた本を読んで、感銘を受けたからです。

そのタイトルは、

どうして人は4時間も『とみ田』に並んでしまうのか」。

千葉県松戸市にあるつけ麺専門店「とみ田」。

店主の富田治氏の経営哲学は、一般的な拡大志向の経営者のそれとはかなり異なっています。

東京にはあえて出店しない。
メニューは増やすよりも減らす。
営業時間は短い方がいい。
(実際、17時閉店だそうです)
回転率は上げずに下げる。
売上目標は一切立てない。

などなど、一般的なラーメン店の考え方とはちょっと異なるのです。

でも、これが長く愛され続けるためのお店づくりには欠かせない。
店主の考え方とこの経営の考え方が見事に合っていて、
今ではグループで年商10億円なのだそうです。

富田治氏が目指されているのは、お客様に心から

「美味しかった~!また来ます」

と要っていただくという、商いの基本中の基本なのでしょう。

仕事に向き合う姿勢が、とても参考になりました。

そして富田治さんの考え方に非常に共感した私は、
ネット通販でとみ田のつけそばを注文したのでした。

地域密着の中小住宅会社が目指すべきところも、まさしくここかな、と・・・。

長く愛され続けるために、皆さんの会社でこだわっていることは何ですか?
コメント
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