鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3969回】 住宅会社の今後のブランディング

2021年11月11日 | 住宅コンサルタントとして

これまで住宅業界では、

 

「○○県 10年連続 着工棟数ナンバー1」

「○○エリア 8年連続 着工棟数ナンバー1」

 

というように、過去の実績を訴求する会社が多かったです。

 

もちろん、それは素晴らしいことですし、

商談が進む中で実績がある会社は

お客様に安心感を与えられるでしょう。

 

でも、過去の実績が新規来場のきっかけになるか、

と言われれば、それは違うと個人的に思っています。

 

これからの住宅会社のブランディングに関して、

弊社はあるご提案をクライアント様に

させていただいております。

 

それは、

 

「何かメチャ、楽しそうな会社」

 

ということを市場のお客様や転職を考えている方、

更には就職を控えた学生さんに感じていただく情報発信を

継続していくということ。

 

この発信が継続してできている会社は、

良質なお客様が安定して来場し、

更には優秀な学生さんもエントリーしてくれ、

勝ちパターンが進んでいくかと思っています。

 

頭が固い会社はそういうことが苦手ですし、

社内の雰囲気が悪い会社は、

こうした情報を発信することは不可能です。

 

お金をかけなくとも、自分たちで複数のメディアをつくり、

ダイレクトにユーザーに発信ができる時代になりました。

 

本当に良い時代です。

 

弱者が大手に勝ちやすくなったのです。

 

弊社のクライアント様の真似をしているライバル店もありますが、

この楽しそうな雰囲気を出す、というのは、真似では無理です。

 

楽しんで仕事ができる組織をつくりあげた会社が、

最後は勝つのです。

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