2021年10月の中旬から、
住宅業界において新規来場は渋くなっています。
その理由は、日々、飛行機や新幹線に乗って
全国を移動している私には、よくわかります。
先週末、京都に行っておりましたが、
日本人の観光客数は、コロナ前に戻っていました。
また一昨日、伊丹空港は人・人・人で、
私が乗った飛行機も満席でした。
これまで旅行を我慢していたり、
お子さんを連れて帰省したいのを我慢していた方たちが、
一斉に今、動いているのです。
今、家を建てるより、今、旅行に行こう、なのです。
よって11月12月、
住宅会社のモデルハウスへの新規来場数は、
かなり減少するでしょう。
追い風は完全に止まりました。
というか、例年に戻っただけの話です。
2020年5月頃からの、
エンドユーザーがマイホームを持ちたい熱が
平常に戻るだけの話です。
この1年数か月、かなり吹いていた追い風が、
いつの間にか当たり前と思っていた住宅会社も
ひょっとしたら多かったかもしれません。
たくさんのお客様が来場して下さっていたので、
管理すべきお客様に対しての
定期的なアプローチをやっていなかった会社は、
この先、苦労することでしょう。
ここから先、住宅会社の地力の差が、
かなり如実に明らかになるような気がしています。
こういう時こそ、商売の原点に戻るよい機会なのです。