鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3978回】 新築事業の素晴らしい部分

2021年11月20日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

2022年の売上も確定しています。

 

2022年の粗利益、営業利益もほぼ、確定していて、

2022年の年始からは、

2023年の受注のことだけを考えて手を打てる訳です。

 

すなわち、1年先の売上・利益が確定しているので、

目先の売上確保や資金繰りのことを考えずに済み、

結果、お客様満足のことだけを考えて仕事に打ち込める、

ということ。

 

これって、経営者からすると、理想の形だと思います。

 

一方、一般的な小売業の場合。

今日の売上、明日の売上が分からない。

 

ということは、今日や明日のスタッフさんのシフトを

どう組めば良いのかは、非常に難しくなる。

 

お客様が多いのに、スタッフさんが少ないと、

お客様のオーダーや依頼に即対応ができず、

結果、お客様満足度が下がって、商売の継続が難しい。

 

逆にお客様の来場数に対して、

スタッフさんの数が多いと、

人件費が膨大となり、収益性が大きく下がる。

 

ちょっと先の需要に対して、

理想的な供給体制をつくれることが、

経営の安定につながる。

 

飲食店の経営者の方から教えていただいたのですが、

予約で今週や今月が満席だと、非常に安心だそうです。

 

そのような、予約で将来の売上が確定している経営が

理想の形だと思うのですが、

住宅業界はそれが可能なのです。

 

理想の経営ができるのが新築事業。

 

サッシ・建材店さんでも、

家具店さんでも、

全くの異業種からでも、

参入することは、それほど難しくありません。

 

ちなみに、昨日お伺いしていたクライアント様も、

今から約10年前に新築事業に参入された、

建材店さんです。

 

新築事業のサポート、

本当にやりがいを感じながら、

させていただいております。

 

感謝です。

コメント
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