引き続き、住宅業界における集客の話。
家づくりを検討しているお客様は、
どういう会社だったら行きたいと思うのか?
この点を真剣に考え、
お客様が足を運びたいと思うような住宅会社はどういう会社か、
という点について、仮説を言える会社って、
一体どれくらいあるのでしょう?
マーケティングセンスとはこのように、
自分たちがターゲットとするお客様の立場で考え、
自社のいろんな部分を変えていける感性のことを言います。
で、どんな会社だったら、お客様は足を運びたいと思うでしょう?
私が思うに、自分たちが建てたい家が建てられる会社である、
ということがお客様に伝わることが不可欠だと思います。
シンプルでかわいらしい家の写真や動画を
HPやSNS上のUPしていれば、
そういう家を建てたいお客様の来場確率がUPするでしょう。
ラグジュアリーなモダン系の写真をUPしていれば、
そういう家を建てたいお客様が来場してくれるでしょう。
ここで自社がHPやSNSでUPしている写真が、
今のトレンドとズレていると、
お客様が来場して下さる確率が下がるんです。
なので、自分たちがターゲットしたいお客様が、
どんなデザイン、どんなテイストの家を建てたいか、
ということを常に想像し、そういう家の写真や動画、
パースを準備し、ガンガン発信する必要があります。
次にどういう性能値、どんな標準仕様で
家の価格がどれくらいなのか、ということが分かると
お客様は実際に来場したいという気持ちに
なって下さる可能性が高まるでしょう。
更にどんな考えで家づくりに取り組んでいるのか?
どんなスタッフがいるのか?
こうした人間的な部分が分かるとよりお客様は
親近感を持って下さり、来店しやすくなっていくのです。
お客様の立場で考えることをせずに、
ただただ何をすれば集客数が上がるのか、
という自分のことしか考えられていない会社は、
そりゃ、お客様に振り向いていただけないことは、
何となくご理解いただけるかと思います。
お客様の立場で考える。
どんな住宅会社なら、お客様は貴重な自分の時間を削って
ご来場したいと思うのかを真剣に考えましょう。
そしてお客様が来場したいと思う会社をつくっていき、
お客様が行きたいと思う情報を発信するのです。
やるべきことを愚直に、コツコツやっていきましょう!