鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3522回】 伸びない人に共通するポイント

2020年08月21日 | 住宅コンサルタントとして

営業マンとして、花開かない人、伸びない人には、

ある共通点があります。

 

それは、どんなことに対しても、

漠然としたイメージしか持てていないということ。

 

例えば、

 

「3年後、どんな営業マンになっていたいですか?」

「3年後、この会社で営業マンとしてどうなっていたいですか?」

 

という質問に対して、

 

「もっと売れる営業マンになりたいです」

「出世したいです」

 

みたいな感じで、回答に具体性が無いのですね。

 

なぜそういう発言をしてしまうかというと、

日頃から突き詰めて物事を考えるとか、

具体的な数字を入れて考える、

といった癖付けができていないからです。

 

何でもそうですが、

例えば料理人を目指している人で、

 

「野菜の皮むきや下処理のパートは、3カ月で卒業する!」

 

と意識して仕事をしている人と、

 

「いつか自分のお店、持てたら・・・」

 

としか考えていない人であれば、

上達の差や先輩に対して質問する姿勢なんかが

全く違うレベルになるのって、分かりますよね?

 

私、住宅の営業マンになったとしたら、

やはり目指したいのは年間24棟の契約を

毎年、達成できる営業マンになりたいですし、

もし現場監督になったとしても、

やはり24棟を完璧に引き渡しできる監督になりたいです。

 

そう考えると、具体的に契約するまで何回の商談で

お客様からご決断いただかなければならないか、など、

時間の使い方や1回1回の商談のイメージが明確になりますよね?

 

具体的な数字を持って、自分の未来をイメージできる人。

そしてそうなるためにはどうすれば良いか、と

物事を突き詰めて考えられる人が、伸びる人なのです。

 

皆さんは、どちらのタイプですか?


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