鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3397回】 薄っぺらいノウハウのやりくりでやってきた住宅会社は生き残れない

2020年04月18日 | 住宅コンサルタントとして

小手先の手法やテクニックが大好きなのに、

深堀りが苦手で物事の本質的な理解ができない。

 

そういう経営者は、どの業界にもいるかと思います。

 

いろんなFCやVCに加盟し、

いろんなセミナーに行きまくり、

いろんな情報は持っている。

 

そして新しいことにチャレンジする時は、

瞬発力があったりする。

 

以前のように情報がまだ価値を持つくらい、

時代の流れや情報の流れが緩やかだった時代は、

やり方、取り組みでちょっと真新しいことをやると

市場にインパクトを与えることが出来て結果につながった。

 

しかし今のお客様は、

以前と比較して情報収集力がとてつもなく高いのです。

 

だから、何か新しいことをやったとしても、

以前のようにすぐには飛びついてくれない訳です。

 

ここで深堀思考の方は、継続しながらお客様にカスタマイズするので、

最終的に成果に結びつく訳ですが、

深堀できないタイプの方は、すぐに違うやり方に切り替える訳ですね。

 

結果、なかなか成果が出ない。

 

更にこういう新しいもの好きなタイプの経営者は、

総じてスタッフさんを大切にしない傾向にあります。

 

その結果、スタッフさんが定着しないのです。

 

今の時代、重要なのは、「何をやるのか?」ではなく、

しつこく改善しながら、徹底的にやり抜くことなのです。

 

ノウハウ大好きのペラペラ経営者が経営する住宅会社の寿命は、

確実に迫っているよな、と感じています。

 

地に足をつけて、徹底的にやるべきことをやっていきましょう!


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