小手先の手法やテクニックが大好きなのに、
深堀りが苦手で物事の本質的な理解ができない。
そういう経営者は、どの業界にもいるかと思います。
いろんなFCやVCに加盟し、
いろんなセミナーに行きまくり、
いろんな情報は持っている。
そして新しいことにチャレンジする時は、
瞬発力があったりする。
以前のように情報がまだ価値を持つくらい、
時代の流れや情報の流れが緩やかだった時代は、
やり方、取り組みでちょっと真新しいことをやると
市場にインパクトを与えることが出来て結果につながった。
しかし今のお客様は、
以前と比較して情報収集力がとてつもなく高いのです。
だから、何か新しいことをやったとしても、
以前のようにすぐには飛びついてくれない訳です。
ここで深堀思考の方は、継続しながらお客様にカスタマイズするので、
最終的に成果に結びつく訳ですが、
深堀できないタイプの方は、すぐに違うやり方に切り替える訳ですね。
結果、なかなか成果が出ない。
更にこういう新しいもの好きなタイプの経営者は、
総じてスタッフさんを大切にしない傾向にあります。
その結果、スタッフさんが定着しないのです。
今の時代、重要なのは、「何をやるのか?」ではなく、
しつこく改善しながら、徹底的にやり抜くことなのです。
ノウハウ大好きのペラペラ経営者が経営する住宅会社の寿命は、
確実に迫っているよな、と感じています。
地に足をつけて、徹底的にやるべきことをやっていきましょう!