鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

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【4971回】 マウント取りたがり&承認欲求が強い経営者とその真逆の経営者

2024年08月09日 | 住宅コンサルタントとして
部下や後輩、若手社員さんに対し、
やたらとマウントを取りたがる経営者が稀にいます。

そういう経営者は、既に成功をおさめ、
業界内や商圏エリアの方たちから
十分な賞賛を浴びているのですが、
どうやら自分の自己顕示欲や承認欲求に限界が無く
まだまだチヤホヤされたいのか、
本当に部下や後輩にマウントを取るのですね。

「だからお前はダメなんだ!」

という言葉が口癖だったりします。

もう、ホンマにイタすぎる・・・。

どこまでいっても承認欲求が満たされることはなく、
なので自分が身を引くなんてことは一切考えていない。

会社内で圧倒的な権力を握り、
それを一切、誰にも渡さない。

誰も必要としていないのに、
いつまでも権力の座に居続ける。

そして誰からも必要とされていないのに、
自分がいなければこの会社はダメになる、とか
この組織が崩壊する、と思っていたりするのです。

こういう生き方は、美しくないですよね。

誰からもお誘いの声が掛からないので、
やたらといろんなイベントを企画し、
メンバーを固め、自分は忙しいとアピールしたがる。

部下や後輩からは、一切誘われない。

こういうマウント取りたがり&承認欲求と
自己顕示欲の塊のような経営者がいる一方で、
人望があり、部下や若手から大人気の経営者もいます。

部下が何人かで飲んでいると、
そういえば、社長は今日、街に出てるなと誰かが言いだし、
社長の携帯に電話がかかってきて呼び出されるような、
そんな人望の高い経営者もいます。

そういう方は、とにかく自社の社員や部下を
子どものように思っていて、愛情をかけ、
かつ彼らの成長を心から願っているのですね。

こういう生き方は、かっこいい!

経営者は、承認欲求とか自己顕示欲を捨て去れるよう、
努力すべきである、と個人的に思っています。

そしてそれらを捨て去った方が、
よほどいろんな方から必要としてもらえるでしょう。

年々、人間は年を重ね、頭が固くなっていきがち。

気をつけたいものですね。

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