鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3155回】 商品や会社、働く仲間のせいにしない

2019年08月20日 | 住宅コンサルタントとして

売れない営業マンには、ある共通のポイントがあります。

 

それは、結果が出ない(=契約をお客様にしていただけない)ことを

商品や価格、会社、働く同僚の能力の無さなど、

自分の周囲のせいにすることです。

 

これを「他責」というのですが、

まあ売れない営業マン、伸びない営業マンに共通するのは、

結果が出ない原因を他責で考えることなのです。

 

これはビックリするくらい、どの会社でも同じです。

 

(ちなみに、伸びない会社の経営者も、

業績が悪い理由を他責で考えてしまうのですが・・・)

 

他責思考の人には、

 

「自分自身が出来ることは他にないか?」

 

という視点が圧倒的に欠けているため、

自分自身の行動や考え方を変えるスピードが圧倒的に遅くなります。

 

というか、自分自身を変えることが出来なくなるのです。

 

お客様の価値観や求めるレベル、そしてライバル会社も変わり続けますから、

他責思考の人は、現時点での正解からドンドン離れていってしまうのです。

 

結果、お客様に選ばれなくなる、というだけの話。

 

他責思考に良いことなど、一つもありません。

 

今の自分の環境に文句を言っても、

環境なんて簡単に変わりません。

 

そんな文句を言う暇があったら、

 

「自分に出来ることは何か?」

 

ということを考え、出来ることをとっととやった方が

よっぽど成果につながるし、自分自身の成長にもつながります。

 

結果が出ない時、その理由を

商品や会社、働く仲間のせいにしていませんか?

 

自責で物事を考える癖が、身についていますか?


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