鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3154回】 経営者自身が経営をしなければ・・・

2019年08月19日 | 住宅コンサルタントとして

良い家をつくり、お客様に喜んでいただく。

 

これは、住宅会社として当然ながら経営者をはじめ、

スタッフさん全員が共通で持つべき考えです。

 

その実現のために、

経営者自らが設計や営業という実務を行うケースも

規模が小さければあるでしょう。

 

営業や設計を経営者自らが行って、

お客様に喜んでいただく。

 

これは仕事としてとても素晴らしいことですが、

それは本来はスタッフさんの仕事なのです。

 

お客様のためになることをするのはスタッフさんの仕事。

会社のため、スタッフさんが仕事をやりやすくするための仕事こそ、

経営者の仕事なのです。

 

ここを理解していない経営者が結構多い。

 

そしてこのことを知識としては知っているが、

自ら身につけ、実践できていない経営者も実に多いのです。

 

頭で知ってはいうが、心や体でそれを深く理解できていないのです。

 

こういう経営者が経営する会社は、

ノウハウの習得により会社が成長すると思っていて、

ノウハウの購入にばかり精を出しますが、

本質を理解していないので会社は成長しないのです。

 

実務は社員さんにやってもらい、

会社を良くすること、社員さんが仕事しやすい状況をつくることが

経営者の仕事なのです。

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