鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第992回】 企業として一段高いハードルに挑もうとすると・・・

2013年09月18日 | 住宅コンサルタントとして
このままでは、我が社はダメだ・・・。
数年後、ジリ貧になることは明白だ・・・。

これまでのやり方を白紙にして、ゼロから再構築する。
新しい事業にチャレンジする。
評価制度も見直す。
研修の時間をこれまでの倍にする。

危機感を持った経営者は、自社の改革を決断しなければならないことがあります。
危機感を持ったスタッフは、自らの進退を賭けて、
自社の改革の必要性を訴えなければならない時があるでしょう。

そして、企業として自社を改革することを決断し、それを実行していく中で、
これまで自社で活躍してくれていた古参のスタッフの中でついていけなくなる人も、残念ながら出てきます。

そういうシーンをこのお仕事をさせていただく中で、数多く見てきました。

これまで頑張ってこられたスタッフさんと会えなくなるのは、さびしいものです。
月に1回しかお会いしない私でもそう感じるのですから、
経営者や上長、一緒に働いているスタッフさんはもっといろいろと感じることでしょう。

それでも、企業は変わり続けなければならないのです・・・。
お客様のニーズに合わせて変わり続けなくては、生き残っていけないのです・・・。

自分が進化することを拒んだ企業も人も、数年後に必要とされなくなることは明白です。
右肩上がりで、消費者の数や購買額が上がり続ける時代では無いのですから・・・。

自社が変革する時、いろいろとつらいことがありますが、
そんなことも乗り越えていける、強い気持ちを持ちたいものです。
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