鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3708回】 組織には適度な緊張感が不可欠

2021年02月23日 | 住宅コンサルタントとして

組織として成長し、結果を出し続けるためには、

適度な緊張感が必要です。

 

皆があまりに仲が良すぎて、なあなあの関係となり、

緊張感が欠けてしまったとすると、

何か問題が起こった際の対応のスピードが鈍くなったり、

ミスが多発したりするのです。

 

ではその逆で、組織内がピリピリして、

常に緊張感がある組織になってしまうと、

社員さんが伸び伸び仕事ができず、

その空気の重さに耐えかねたスタッフさんが辞めていったりと、

これまた様々な問題が発生します。

 

伸び伸びと皆が働ける。

でも、適度な緊張感がある。

 

企業のトップやマネージャーは、

こういう組織をつくっていかなければならない、と

まずは理解することからスタートすると良いでしょう。

 

なあなあの関係とは、結果を数値化しないことから生まれます。

 

現状の結果を数値化し、見える化することで、

現在の問題が明確になるのです。

 

すると、なあなあの関係は解消されていくのです。

 

今の時代、業績が上がっている会社というのは、

とにかく社内の風通しが良く、皆、イキイキと働いている。

 

それでいて、組織内に適度な緊張感があるのです。

 

こういう風土をつくれるかどうかは、

TOPの器、TOPの愛がカギを握ります。

 

だから経営者は、学び続け、自らの器を大きくし続けなければならないのです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第3707回】 変わり続... | トップ | 【第3709回】 10年後... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事