組織として成長し、結果を出し続けるためには、
適度な緊張感が必要です。
皆があまりに仲が良すぎて、なあなあの関係となり、
緊張感が欠けてしまったとすると、
何か問題が起こった際の対応のスピードが鈍くなったり、
ミスが多発したりするのです。
ではその逆で、組織内がピリピリして、
常に緊張感がある組織になってしまうと、
社員さんが伸び伸び仕事ができず、
その空気の重さに耐えかねたスタッフさんが辞めていったりと、
これまた様々な問題が発生します。
伸び伸びと皆が働ける。
でも、適度な緊張感がある。
企業のトップやマネージャーは、
こういう組織をつくっていかなければならない、と
まずは理解することからスタートすると良いでしょう。
なあなあの関係とは、結果を数値化しないことから生まれます。
現状の結果を数値化し、見える化することで、
現在の問題が明確になるのです。
すると、なあなあの関係は解消されていくのです。
今の時代、業績が上がっている会社というのは、
とにかく社内の風通しが良く、皆、イキイキと働いている。
それでいて、組織内に適度な緊張感があるのです。
こういう風土をつくれるかどうかは、
TOPの器、TOPの愛がカギを握ります。
だから経営者は、学び続け、自らの器を大きくし続けなければならないのです。