小学生の頃にはまった本は、
シャーロックホームズや明智小五郎などの推理小説。
高校生の時にはまったのは、
司馬遼太郎さんの歴史小説でした。
特に「燃えよ剣」の土方歳三や、
「峠」の河合継之助のように、
トップや君主を支える、ナンバー2や参謀に
とても憧れていました。
(←メチャ影響を受け、今の仕事をしている気が・・・)
で、社会人となって、自分のヘタレさに気づき、
このままいくと冴えない40代、50代のオッサンになる、
と危機を感じ、20代半ばで没頭して読んだのが、
中谷彰宏さんや斎藤一人さん、稲森和夫さん。
今は気になった会社やお店のオーナーが
書かれた本を読むことが多いですかね。
私の仕事は、さまざまな情報を
言葉を使ってお伝えし、
クライアント様がより良い方向へ
変わっていくお手伝いをすること。
ですから、難しいことも伝わりやすいように、
相手がより理解しやすい言葉をセレクトし、
分かりやすいように組み立てて発信することは、
結構得意だと自分でも思っているのですが、
豊かな表現方法を使いこなすとか、
知性を感じさせるような言葉を駆使することが
非常に苦手である、ということを
ここ最近、痛感しました。
上白石萌音さんの著書「いろいろ」を
読ませていただいたのですが、
もう萌音さんの品のある言葉遣いや、
豊かな表現の文面を見て、
自分の言葉の幼稚さ、引き出しの少なさを
思い知らされました。
いやいや、自分の仕事であれば、
とにかく分かりやすく伝えることが重要だから、
と自分をちょっと慰めようにも、
あまりの次元の違いに、
ちょっと言葉を勉強しよう、
そのために、いろんな方の小説やエッセイも
読ませていただきながら、
言葉のストックを増やしていこう!
小説やエッセイの比率を高めていこう!
ビジネス本ばっか読んでる場合じゃない!
と改めて思いました。