長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

陶芸家たち

2010-05-02 07:08:25 | Weblog
先週、陶芸家の渡辺愛子さんが、新作を
もって遊びにきた。次の次の日、お客さんが
、「昨日渡辺愛子さんという人と、カフェで
出合って、天真庵のこと、升たかさんのことを、
いろいろうわさしてました」と笑っていた。
このお客さんとは、最近知り合ったのだが、共通の
友人が多かったり、不思議な邂逅がいっぱいあっていつも
びっくりする。「無駄のない縁で繋がっている」
という感覚になる。

愛子ちゃんに紹介してもらった「現代日本の陶芸家」(洋泉社)
という本はなかなかおもしろい。
今、活躍している全国の陶芸家120人を、生年順に、紹介されている。
天真庵で使っている器の、蕎麦猪口、豆皿、蕎麦を盛る絵志野の四方皿、
や、酒器の9割くらいは、久保忠廣さんの器。久保さんも、この本に紹介
されている。そして、近所の長屋で作陶している、渡辺愛子さん、升たか
さんも、この120人の中に選ばれた。
聞くところによると、全国には、1万人とも2万人ともいう数の陶芸家が
存在している。この本がすべてではないけど、すごいこっちゃ、と
思いながら、時々読んでいる。
表のウィンドウの中にあるコーヒーカップは、升さんが開店の時に
つくってくれたものだ。入り口に飾ってある信楽の「うずくまる」が
渡辺愛子さんのもの。
その愛子さんが、5月15日から、20日まで、銀座の黒田陶苑で
個展をやる。ここでやるのも、一流の陶芸家になる登竜門みたいなもんだ。

今日は天気があまりにもいいから、5時におきて、蕎麦を何発か打って、
30分くらい界隈をジョッギングした。
今日もいい1日になりそうだ。