長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

新人の陶芸家

2010-05-14 07:14:34 | Weblog
昨日は、休みだったので、いつものように
押上から表参道に煎茶のお稽古にいった。
昨日は、「夏も近づく八十八夜」よろしく煎茶の
新茶を野点手前をした。茶筒をあけると、新茶の
すがすがしい香りがした。番茶も、円熟というか枯れた艶冶
みたいな色気があるが、やはり新緑のこの季節に飲む新茶
にはかなわない。幸せな気分になる。

煎茶のお稽古の前には、よく骨董通りや、界隈のギャラリーを
散策する。昨日は、青学近くにある炎色野(ひいろの)に顔を出した。
伊賀で作陶を始めた小島陽介くんの陶展の最終日だ。
伊賀というと信楽と似た風合いのいわゆる無釉の器で、「耳付の伊賀」
といって、花器が茶人たちに愛されてきた。記念に、新人らしい
爽やかな片口を、買ってきた。この季節の野草のあえ物なんかを盛ると
酒がすすみそうな器。

稽古が終わって帰ってきたら、お店のポストにポスティングされた
新人陶芸家?の奈良さんの案内状があった。わざわざ本人がきた形跡。
どうも、定休日をねらって?(ウソ、きっと蕎麦を食べにくるつもりだったのだろう)
きたらしい。渡辺愛子さんや、升さんたちも、よく案内状がポスティングされる。
陶芸家は、みな木曜日に蕎麦を食べたくなる?
「奈良美智 セラミック・ワークス」(5・15から6・19まで)
が、小山登美夫ギャラリーで始まる。
夜は、Spice・Cafeにいって、チキンカレーとシードルを楽しんだ。
彼らも、ギャラリーにいくかもしれないけど、小山さんちは、日曜日と
月曜日が休みだ。Spice・Cafeも、月曜日が定休。
カーサ ブルータスの5月号「器こそ、わが人生」に、奈良さんが信楽で
作っている特集があった。

信楽の渡辺愛子さんも、同じく明日から銀座の黒田陶苑で個展が始まる。
20(木)まで。

今日の夜は、「スケッチの会」
今日は、「靴」を書くらしい。楽しみだけど、
ニオイには要注意だ。