長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

易占神社

2011-05-01 08:35:15 | Weblog
今日は、「占の日」。今年311の前に突然はじまったものだけど、
「勉強会」も「占の日」も、いろいろな無駄のない縁でつながった人が
やってくる。何かを占ってほしい方は電話で予約をしてきてほしい。
30分3000円也。

昨日は「花の会」だった。宇部から原田先生が颯爽とやってこられた。
昨日は、菖蒲をいけた。寸胴に、植物の茎の乾燥したものを、V字に
削って、「くばり」をつつくる。人生も、建物も津波の防波堤もみな
「土台」が大切。これができたら、8割完成したといってもいい。
次に、花の真をきめ、その景色によって、本勝手か逆勝手になる。
掛軸を真ん中にして、その左におくのが本勝手、逆が逆勝手ということだ。

葉っぱは、みんなばらばらにして、でこぼこ具合で、真を中心に、ぼこを
表、つまり中をぼこにする。葉は、短いものを前にして、組み合わせる。
理屈や黄金率は、方程式みたいなものがあるが、季節や花や葉の具合によって
工夫をする、その裁量が素晴らしい。
きまったら、寸胴に水をはる。名鏡止水とは、いいえて妙だ。日本人は
古来より、この水際を大切にしてきた。お花は「たし算」と思っていたが、
削いで捨てて捨てての「引き算」だというのを、やってみてわかった。
水際・・・政治家や経営者の美学として、「ひき際」というのも、大事
なところだ。長く感じた3月4月が終わった。
新緑の五月。「ゆずり葉」のように、古い体質のリーダーが、退き、
新しい芽吹きの季節になってほしいものだ。

昨日のお花は、今日軽井沢で演奏するやまねさんも参加し、
戦車くんも初参加した。やまねさんのコンサートが7月1日に
天真庵でやることになった。

5月15日(日)の「墨田ぶらり下町音楽祭」も、やまねさんが
演奏してくれる。贅沢な1日。
「なんでもない日」が、音楽を聴いたりすることで、晴れやかな1日に
なったりする。そんななにげない好日が、幸せだと、最近つくづく思う。
「なんでもない日」に、一杯の珈琲を飲むことにより、元気になる。
そんなお店にしたいとも思う。 感謝。