長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ダットサン とTKG

2011-05-06 08:48:50 | Weblog
天真庵のオリジナルブレンドは「ほぼブラジル」という。
昔、ボボ・ブラジルというレスラーがいた。古い話で、
知っている人と知らない人の間に断層がある。
「レスカ」というメニューも、知ってる世代と、知らない世代に断層がある。
2007年に開店したときから「ガレット」をメニューに入れていた。
当時は、7割くらい(男性は9割)は、「ガレット?」という感じだった。
今は、7割以上の人が、普通になった。連休中は、フライパンが焼け付く、
くらいガレットを焼いた。いろいろな時代を生きれて幸せな気分。

ダットサン・・そんな車があったことも、今は昔。
ぼくたちが、大学に入学した昭和50年のころ、法学部の
学生は、「ダットサン」を必ず買った。車ではなく、民法の本。
法学者・我妻栄という人が書いたものだ。今日散歩しながら、とある小さな神社の前でそんなことを思い出した。

金曜日の夜に、「犬を飼うということ」という番組をやっている。
天真庵の裏の文花団地が舞台になっている。よく歩道橋がでてくるけど、
北十間側沿いの道を、明治通りまで歩いていくと、「福神橋」
があり、その先にローソンがあり、その奥に小さな神社がある。
「吾嬬神社」という。日本人にとっては、大事な神社。

明日の夜のアド街ック天国は、「東あずま」。
天真庵のある文花も、昔は「あずま町」といわれていた。
日本武尊(やまとたけるのみこと)と、弟橘比売命(おとたちばなひめ)
を祀ってあるこの神社のことを、きっと紹介すると思う。
「ああ、わが妻よ」・・・というのが、この国の始まるころの神話に
あり、この界隈の人は町の名や、お店の名前や、商品の名前によくつかった。
東京にも「神話」にまつわるようなところがあるのがうれしい。
5月15日に「墨田ぶらり下町音楽祭」があり、これもきっと紹介される
と思う。この音楽祭も、「神話」になればいい、というくらいいい。

「TKG」
最近、若い子たちの間で流行しているらしい。「今日の締めは、TKG・・ボリボリ」
天真庵では、月曜日の朝だけ、やっている。

明日は「エリカ庵」
エリカ庵のおかげで、五十肩も終りに近づいてきた。

明後日は「竹細工の日」
大分県から、竹の材料とか道具にまじって、水なんかがおくられてくる。
豊前(ぶぜん)・・・大分はほんとうに豊かな県。