便秘ではない。
昨日は、順受の会(論語の会)だった。この会は、先生が鹿児島。幹事の
清水さんが長崎。なんとなく九州の臭いの強い会だ。
昔から「白波」を飲みながら談論風発する、のがならわしだ。
今は「黒霧島」が中心だが・・
昨日はその幹事の清水さんが山から山菜をもってきてくれた。
毎週のように山にいき、そちらが人生の中心で、ときどき、猿や
猪みたいに里に下りてくる、みたいな生活。うらやましい。
お店を始める前に、その「山の会」の人には、ずいぶんお世話になった。
山菜や茸の季節になると、彼らのキャンプ地にいって、蕎麦をだした。
群馬の山の中まで、さながら「出張蕎麦屋」よろしく、車に蕎麦や出汁を
つんで出かけた。その時にごちそうになった「山菜のテンプラ」や「こしあぶらごはん」
などが、ぼくの蕎麦会の原点みたなところがある。いつかは、山紫水明の場に庵を
結んで生活したいと、思っている。
論語の会、と、わかりやすくいっているけど、今は「陽明学」をやっている。
後半は、明代の哲人、呂新吾(りょしんご)の「呻吟語」。「しんぎんご」という。
九州弁で、いやなこと、辛いこと、ウーンとうなりたくなるようなときに
「おらぼーごた」という。その「うーん」を呻吟という。
論語ほど有名ではないけど、 幕末から明治にかけて「菜根譚」(さいこんたん)
などといっしょに、文人たちに愛読されたものだ。
この混沌として、世界中が国家の存亡みたいな時期には、ぴったりの内容だと
思う。
入りずらいお店でやっている、一番入りずらい会だけど、15年くらい(それ以上)
続いている勉強会。「文花的な寺子屋」の手本みたいなものだ。
7時から、3000円(蕎麦会・焼酎つき)
この会の優秀な生徒は、7時前(一時間くらい前)にくると、カウンターに座って「ビール」を注文する。近況を話す。7時になったら、お茶を自分でコップに入れて授業
を聴く。一時間すると、授業が終わって飲み会。カウンターの前に京都の「おばんざい」みたいに料理が並び、各自で手分けしながら、配膳をする。お茶を飲んだカップ
に焼酎を入れる。お湯割り、お茶割り、蕎麦湯割り・・・を飲みながら談論。
最後に蕎麦がでて、それを食べ、そば湯で蕎麦猪口を洗いながら飲み干すと、
そろそろお開きになる。禅僧みたいに、自分で使った茶碗やそば猪口などは、自分で
カウンターまで運ぶ。日本人としては、当たり前みたいな作法の会だけど、こんな会
は、ほかにはないと思う。東洋思想だけではなく、生きた「哲」を学ぶ気の
ある人は、重い扉を開ける勇気をもってほしい。(梅雨時はほんとうに扉が重い)
今日は「ねっと31」の会。
IT業界の社長連中が集まって、「ねっと21」というのを結成していた時が
ある。最後の10年は、不肖野村が、理事長だった。「無門塾」という勉強会を
やっていた。その時に料理をやってくれたのが、林副理事長だ。
ぼくの料理の中には、林さんが教えてくれたことがあまたある。
今日は、5年ぶりに、林さんが料理をつくり、最後にぼくの蕎麦を食べる会。
しかも、国貞雅子の弾き語りを聴きながら・・・
お店は4時で閉店。
「ドタサン」希望の方は、お店に電話ちょうだい。 会費4000円。 感謝。
昨日は、順受の会(論語の会)だった。この会は、先生が鹿児島。幹事の
清水さんが長崎。なんとなく九州の臭いの強い会だ。
昔から「白波」を飲みながら談論風発する、のがならわしだ。
今は「黒霧島」が中心だが・・
昨日はその幹事の清水さんが山から山菜をもってきてくれた。
毎週のように山にいき、そちらが人生の中心で、ときどき、猿や
猪みたいに里に下りてくる、みたいな生活。うらやましい。
お店を始める前に、その「山の会」の人には、ずいぶんお世話になった。
山菜や茸の季節になると、彼らのキャンプ地にいって、蕎麦をだした。
群馬の山の中まで、さながら「出張蕎麦屋」よろしく、車に蕎麦や出汁を
つんで出かけた。その時にごちそうになった「山菜のテンプラ」や「こしあぶらごはん」
などが、ぼくの蕎麦会の原点みたなところがある。いつかは、山紫水明の場に庵を
結んで生活したいと、思っている。
論語の会、と、わかりやすくいっているけど、今は「陽明学」をやっている。
後半は、明代の哲人、呂新吾(りょしんご)の「呻吟語」。「しんぎんご」という。
九州弁で、いやなこと、辛いこと、ウーンとうなりたくなるようなときに
「おらぼーごた」という。その「うーん」を呻吟という。
論語ほど有名ではないけど、 幕末から明治にかけて「菜根譚」(さいこんたん)
などといっしょに、文人たちに愛読されたものだ。
この混沌として、世界中が国家の存亡みたいな時期には、ぴったりの内容だと
思う。
入りずらいお店でやっている、一番入りずらい会だけど、15年くらい(それ以上)
続いている勉強会。「文花的な寺子屋」の手本みたいなものだ。
7時から、3000円(蕎麦会・焼酎つき)
この会の優秀な生徒は、7時前(一時間くらい前)にくると、カウンターに座って「ビール」を注文する。近況を話す。7時になったら、お茶を自分でコップに入れて授業
を聴く。一時間すると、授業が終わって飲み会。カウンターの前に京都の「おばんざい」みたいに料理が並び、各自で手分けしながら、配膳をする。お茶を飲んだカップ
に焼酎を入れる。お湯割り、お茶割り、蕎麦湯割り・・・を飲みながら談論。
最後に蕎麦がでて、それを食べ、そば湯で蕎麦猪口を洗いながら飲み干すと、
そろそろお開きになる。禅僧みたいに、自分で使った茶碗やそば猪口などは、自分で
カウンターまで運ぶ。日本人としては、当たり前みたいな作法の会だけど、こんな会
は、ほかにはないと思う。東洋思想だけではなく、生きた「哲」を学ぶ気の
ある人は、重い扉を開ける勇気をもってほしい。(梅雨時はほんとうに扉が重い)
今日は「ねっと31」の会。
IT業界の社長連中が集まって、「ねっと21」というのを結成していた時が
ある。最後の10年は、不肖野村が、理事長だった。「無門塾」という勉強会を
やっていた。その時に料理をやってくれたのが、林副理事長だ。
ぼくの料理の中には、林さんが教えてくれたことがあまたある。
今日は、5年ぶりに、林さんが料理をつくり、最後にぼくの蕎麦を食べる会。
しかも、国貞雅子の弾き語りを聴きながら・・・
お店は4時で閉店。
「ドタサン」希望の方は、お店に電話ちょうだい。 会費4000円。 感謝。