長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

茶せーへんか?

2012-02-10 08:24:39 | Weblog
今月から突然「無茶しぃの煎茶会」をやることになった。
江戸時代に京都で、花咲き、維新から明治の初めころは、文人たちに
盛んにおこなわれていた「煎茶」が、軍国主義の勃興とともに消えた歴史がある。
黒船がやってきたとき、アメリカ人が驚いたのは、下町の子供たちが普段から
着物をきて、縁側でティーセレモニー、つまりままごとで、お茶をいれたりする
「精神的文化力」のある日本人だったらしい。戦争に負けて、
日本人もコーラを
飲んだり、ペットボトルのお茶が日常茶飯になった。そこに大切なものを置き忘れ
いる感じがする。

昨日は表参道で、織田流煎茶道の家元と、煎茶を飲みながら、「無茶・・」の話をした。
これまでの煎茶道の道からは、少しはずれたり、回り道をしそうだけど、がんばってくださいとの。
織田流の煎茶道の精神に「相手に窮屈な思いをさせないこと」とある。とても大事なことだと思う。

今日は「味噌つくりの会 ぱーと3」
芸術家や、お店のオーナーたちがきて、楽しい会になってきた。
「安全な食」「手作りのおもてなし」をするためには、味噌つくりは
とてもいいことだと思う。味噌をつくる工程の中に、「哲」があり
学ぶこと多し。