池袋に住んでいたころ、ぼくが理事長を務めていた「ねっと21」という
ITの業界団体の事務所が、大塚の「三業地」、つまり花街の中にあった。
その事務所から歩いてすぐのところに「なべ家」という日本料理家だあった。
これからの季節は郡上のあゆを喰わしてくれ、冬は蓬莱鍋という天下無敵の鍋が
看板だった。残念ながら今月で緞帳を下げるらしい。
なべ家さんにいく前に、駅前の「江戸一」でちょいとぬる燗を飲む、というのが大塚の
「ゴールデン梯子」とぼくらは勝手に言っていた。なべ家のすぐ近くに、看板のない
バーがある。「サム」というバーで、そこにもよくいった。そして、まだまだ飲み足らない
時は、折戸通りを歩いて、「グレコ」というジャズバーでナイトキャップ。
池袋の隣の駅で、なんとなくうらぶてら感がある街だけど、なかなか、中身は濃い街だ。
昨日は、千葉まで野菜を買いにいき、それを届けに蒲田によって、5人も甥っ子、姪っ子
たちと晩御飯をいっしょに食べた。正月に「すしパーティー」をして以来だ。
今日は真夏日になるらしい。夜は「かっぽれ」だけど、浴衣がびしょびしょになる季節が到来。