昨日は、午前中が「卒啄珈琲塾」で、夕方には、能登に移りすんだお弟子様
が、煎茶のお稽古にきた。天真庵の玄関やイス、ぼくのお茶道具や蕎麦道具などを
つくってくれた般若くんは金沢出身。おなじく、玄関の取っ手や、珈琲のドリッパー(錫)、茶托
などをつくってくれた角居くんも金沢出身。ふたりの展覧会が毎年金沢でやっていたので、毎年
その時期は金沢にいった。その足で能登までいくこともしばしばで、とくに縄文遺跡のある「真脇遺跡」
には、なんどもでかけた。あそこは、日本人のふるさと、のようなものだ。パワースポットでもある。
いい陽気になってきたので、Tシャツ一枚で仕事ができるようになってきた。昨日は「死神Tシャツ」を着て
朝の散歩にでかけた。加茂福酒造さんの「死神」という銘酒の名が背中に大きくかかれてある。
日本酒好きには、たまらなく欲しい一枚?かもなんばんだけど、一般の人には「あれなに?」と
思われるTシャツだ。いつもその文字を隠す意味もあり、リュックを背負って買い物にでかける。
ただしレジでその中から財布を出すときが微妙だ。混雑しているレジで、ぼくの後ろだけ誰もいない、
というのが、よくある。昨日は散歩なので、リュックをおいたままでかけた。最初はゆっくりと歩いて
いたが、後ろから追いぬく人がいない。身の危険を感じているのかしらん。人が渋滞してもいけないので、
軽く走りだした。昔とった杵柄ではないけど、今でもきっとフルマラソンを完走することはできると思う。
そんなこと考えながら、死神を背中にしょって、街中を疾走していると、なんだか「やつはか村」
の映画のワンシーンが脳裏をかすめた。
今日も「卒啄珈琲塾」と夜が「無茶しぃ」である。
明日は「インヨガ」だ。