昨日、背の高いハンサムな青年がカウンターに座った。
「そば前は何がありますか?」と流暢な日本語できくので、「ワインはないよ。
ぽんしゅでぼんじゅーる」みたいな返事をしたら、「日本酒が大好きです」
というので、九州の「福田」をだし、つまみは、かんぴょうと、椎茸と昆布のつくだに
と、胡瓜をまぜたんをだしたら、おいしそうに飲み始めた。
「生まれは?」ときくと「パリです」という。
ながやくんのいた「えん」などの話をしながら、日本語で話をしていたら、
「そば前をもう一本ください。つまみは、ぎゃれっと」という。ので、「ぎゃれっと」
をだした。うちのぎゃれとは、蕎麦粉の上にチーズとのりをのせて供す。
身土不二ではないけど、うまれた国の食べものを食べれるのは幸せなことだ。
その後に、「そろそろ、蕎麦でしめたいです」というので、蕎麦をだした。はしも上手に
つかって、蕎麦を手繰った。
「このお店の特別おいしい「ほぼぶらじる」とチーズケーキをください。うまれた国がチーズ
を食べる国なので、ぎゃれっとのチーズの後に、チーズケーキは最高の幸せね」と流暢にのたまわれた。
「英語のメニューじゃないのに、よく読めたね」というと、「ほぼよめーる」といって笑った。
日本にきてまだ10年らしいけど、世界にはいろんな奇人がいるもんだ。
これから「卵かけごはん」夜は「長屋で女史会」