長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

自分のお守りを自分でつくるかい?

2016-05-07 08:20:04 | Weblog

昨日は「ねんどの会」だった。くる人の世代が、かなりの幅が

あるので、頭が柔らかくなる。小学校から参加していて、今年中学3年になる

みくちゃんの存在も大きい。

今回の元気シールのちっこい版は、彼女の意見を採用したものだ。

昨日はくだんの「青森ひば」のかけらを見せた。さわっただけで「これは、いい」

ということになった。お仕覆のメンバたちと相談して、「くみひもを自分でつくって、お守りをつくる会」

というのをやることになった。家族や会社や、まして国なんかが「いざ」という時に助けてくれる?

やはり自分のことは、できるだけ自分でする、というのが大事かもなんばん。

不定期だけど、「金継ぎ」「着つけ」なんかは、人気がじわじわ上昇中の教室。「自分でおまもりをつくる会」

も、けっこう人気になりそうだ。

明日は日曜日なので16時に閉店。それから「押上蕎麦打ち道場」&「なんとなく鮨に挑戦」

月曜日の朝は「卵かけごはん」夜が「長屋で女史会」

水曜日木曜日が「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」

なかなか毎日充実した、日々是好日に感謝。

 


新年度のねんどの会

2016-05-06 09:02:09 | Weblog

大型連休もいよいよ終わりが近づいてきた。五月病の始まる季節でもある。

庭には、半化粧とか八重のどくだみなんかが、出番の準備を始めた。

目に青葉、ではないけど、芽吹くこの季節は、命の躍動感が小さな庭の中でも、宇宙

のように感じられる。池の蓮の葉も水面から顔をもたげ、その下をめだかが泳ぎだした。

草むしりをしていると、藪蚊が「あけましておめでとうございます」という挨拶よろしく、左腕に

接吻をしてくれた。

昨日は「かっぽれ」だった。一番年上の仲間が先月手術をしたので、しばらく3人。

♪あ、ほーねんだ まんさくだ・・・・

今日は「ねんどの会」。新人が入るので、なんとなく新年度のねんどの会、みたいでウキウキする。

この会は、小学生のころから参加しているみくちゃんがくるので、みんなの脳も、若返る日でもある。

女子高生が社長をするのが流行っている。政治家は、経済がどうやこうの、国民の利益がどうのこうの、

よりも、自分の私腹を肥やすのに躍起だし、公序良俗違反みたいな顔で、暴言掃いたり、ほんとうに

「この国は終わりに近い?」というような感じがする。若い世代や東京でない田舎の人たちが活躍して、

今の既得権とかお金とかから、少し違ったモノサシをもった人たちが増えてきてほしいものだ。

昨日は近くの木工やさんの店先にならんだ「青森ひば」のかけらを、買ってきた。

木曽の檜、秋田の杉、と青森のひばが、日本の三大美林。白神山地なんかにいって、ひばの森

の中を散策すると、森の妖精がそこにいるような気持ちになる。青森ひばのかけらに「元気シール」を

張って、昨日は「自分のおまもり」をつくってみた。かっぽれの時に、帯の中に入れて、元気な汗をかいた。感謝。

距離を


ゴールデン梯子

2016-05-05 08:21:22 | Weblog

池袋に住んでいたころ、ぼくが理事長を務めていた「ねっと21」という

ITの業界団体の事務所が、大塚の「三業地」、つまり花街の中にあった。

その事務所から歩いてすぐのところに「なべ家」という日本料理家だあった。

これからの季節は郡上のあゆを喰わしてくれ、冬は蓬莱鍋という天下無敵の鍋が

看板だった。残念ながら今月で緞帳を下げるらしい。

なべ家さんにいく前に、駅前の「江戸一」でちょいとぬる燗を飲む、というのが大塚の

「ゴールデン梯子」とぼくらは勝手に言っていた。なべ家のすぐ近くに、看板のない

バーがある。「サム」というバーで、そこにもよくいった。そして、まだまだ飲み足らない

時は、折戸通りを歩いて、「グレコ」というジャズバーでナイトキャップ。

池袋の隣の駅で、なんとなくうらぶてら感がある街だけど、なかなか、中身は濃い街だ。

昨日は、千葉まで野菜を買いにいき、それを届けに蒲田によって、5人も甥っ子、姪っ子

たちと晩御飯をいっしょに食べた。正月に「すしパーティー」をして以来だ。

今日は真夏日になるらしい。夜は「かっぽれ」だけど、浴衣がびしょびしょになる季節が到来。

 

 


二見ケ浦ドライブイン

2016-05-03 08:43:00 | Weblog

昨日の昼、友達からメール。

先月、愛犬のチワワが旅だち、久しぶりに福岡に遊びにいったらしい。

「どこかおすすめは?」と聞かれたので、福岡にいくなら宗像大社。そこまでいったら、

山口の山陰側の海辺を電車で旅し、二見ケ浦ドライブインで、海を眺めながら魚を食べる、と、

いうのをすすめたら、昨日それを実行したみたい。

昨年は、3度もいった場所だ。海はつながっているけど、その界隈は、コンビニとか大手チェーン店とかもなく、

人工的なものから解放され、俗からかなり離れなれる場所。来月は「松休み」をとるので、またいこうと思っている。

福岡から嫁いで、約50年間、「毎日眺めても、飽きたことなか」という女主人の笑顔がまたいいのだ。

今日は通常営業。明日明後日は、お休み。木曜日は「おとこかっぽれ」はやります。

22日(日) タケシィ 三線(サンシン)らいぶ

演奏:タケシィ(三線)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

 

29日(日) ぶらじりあん らいぶ (ブラジル音楽)

演奏:阿部かよこ(ヴォーカル・ギター)・長澤紀仁(ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)


千葉の温泉

2016-05-02 07:33:37 | Weblog

天真庵のそばの蕎麦粉は、千葉の酒々井(しすい)の畑からわけてもらっている。

昨日は、その中に「筍」の大きなんがふたつ入っていた。さっそく蕎麦湯であくをぬき、

蕎麦汁ベースの出汁で味をつけた。それを小さく刻んで、うすあげを同じ大きさにきざんで、

土鍋で炊く。出汁は薄味のほうが、筍の風味をけさない。

酒々井には、アウトレットができたのと、最近温泉もわいたらしく、連休もにぎわっている。

そういえば、ときどき野菜を買いにいく成田のなんやらいう直売所の敷地からも、温泉がわき、

今年の秋くらいに、再オープンする予定らしい。阿蘇だけでなく、日本はあちこちに温泉があり、

活断層があり、砂上の楼閣以上にあやうい土地の上で、つかのまの人生の旅をしていることが

最近より身にしみるようなことが多くなった。

今朝も早朝からばんばん蕎麦を元気に打ち、今はPCのキーボードをばんばん打ち、

これから「卵かけごはん」(8-10)

今日明日は、平常どおり12時から19時まで営業。水曜木曜は、お休み。ただし木曜の夜はかっぽれ。


珈琲も衣替え?

2016-05-01 08:45:43 | Weblog

今日から5月。

目に青葉 やまほととぎす 初がつお   だ。

連休になって温かい日が続く。アイス珈琲

の割合が多くなり、水出し珈琲もでるようになった。

今朝は、珈琲の焙煎も夏服もようにかえ、少し深めに焼いた。

青葉といえば、先週いった南信州の青葉と鳥の声は「この世の楽園」だった。

阿南病院の近くにできた「おどもカフェ」にいくと、「もう東京をそろそろ卒業しようかな」

という気分になる。今朝の新聞に、「東京の大学にいく」というのが、少なくなってきた、とあった。

いいことだと思う。東京と地方・・・都会暮らしと田舎暮らし・・・・まったく別のようだけど、

一物一体よろしく、いっしょに考えていくのもこれからの生き方のような気がする。

ぼくの蕎麦のお弟子さんたちは、将来蕎麦屋をやろう、と思って通う人は少ない、皆無に近い。

将来は田舎暮らしを希望していて、その準備のひとつとして、蕎麦打ちをやっていて、現実、

ほんとうに田舎暮らしを始める人がぽつぽつでてきた。また埼玉とか茨城で畑をやりながら、

ときどき蕎麦を習いにきたり、山人(やまんど)みたいな生活をしながら蕎麦を習いにくる人も

いる。今月は、かーちゃんが天真庵の改装していたころに生まれた男子が、蕎麦を習いにくる。

まだ小学校の3年。二階の骨董品とか古本のおいてある部屋で、独りで籠の中で寝ていたボンだ。

「いまのうちに身につけておきたいので、よろしくお願いします」と本人から先月電話があった。

女子高校生が社長になったり、小学生が蕎麦打ちを目指したり、ほんとうにおもしろい時代がやってきた。

ぼーとしていたら、時代から取り残されそうだ。