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映画「犬ケ島」@シネマイクスピアリ

2018-06-08 23:01:40 | 映画感想
2018/6/7、幕張のシネマイクスピアリ。
明治通りから357を通っていく。
明治通りもそうだが、357号線は途中の橋、荒川湾岸橋、舞浜大橋とも渋滞で
到着時刻をかなり心配したが、TDLに向かう車は思いのほか(というか予定通り)少なく、
アネックスパーキングはスカスカだった。

結局はいつもより10分ほど余計に掛かっただけで、大きな影響ではなかった。

ロビーには主人公と5匹の犬のフィギュアが飾られていた。

かなりちいさいものだったが、多くのサイズのフィギュアが作られたらしいので、
これも実際に撮影に使われたものだろう。



コーユー・ランキン、リーブ・シュライバー、エドワード・ノートン、ビル・マーレー、
スカーレット・ヨハンソン、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド、
オノ・ヨーコ、渡辺謙、夏木マリ、野村訓市、高山明、村上虹郎。



近未来の日本。
ウニ県、メガ埼市では、飼い犬が増え、犬の伝染病が蔓延していた。
市長の小林(声:野村訓市)は、犬をゴミの島に隔離する施策を発表した、
これが犬ヶ島である。

病理学者の渡辺教授(声:伊藤晃)は、半年あればワクチン製造が可能だとして、
犬の隔離に反対するが、施策は決定されてしまう。

犬ヶ島に隔離される犬の第1号には、小林市長自身の飼い犬であるスポッツが選ばれた。
スポッツは鍵の付いた織に入れられ、ケーブルで島に送られた。

それから半年、すべての犬は島に送られ、悲惨な生活を送っていた。
ごみの中には生ごみも多く、犬同士の「食べ物」の奪い合いも絶えなかった。

5匹の犬の群れもその中にあった。
室内犬だったとりまとめ役の薄茶色、レックス(声:エドワード・ノートン)、
22本ものドッグフードのCMに出ていた茶色のキング(声:ボブ・バラバン)、
野球チームのマスコット犬、白茶のボス(声:ビル・マーレイ)、
金持ちに飼われ優雅に暮らしていた白と灰色のデューク(声:ジェフ・ゴールドブラム)、
そして、この群れでは唯一の野良犬、黒のチーフ(声:ブライアン・スクラントン)。

そんな中、小型飛行機がふらふらと島に飛んできた。
飛行機は墜落、乗っていた少年は投げ出されけがを負った。
少年の名前は小林アタリ(声:コーユー・ランキン)はスポッツの主人で、
スポッツを探していた。

スポッツはペットではなく護衛犬として小林市長からアタリに贈られたものだ。
小林アタリ少年と小林市長は親戚。
かつて新幹線の事故で両親を失ったアタリを叔父である小林市長が養子にしていたのだ。
スポッツとアタリは自動犬語人語変換機によって意思疎通ができるようになっていた。

5匹の犬たちは人語はわからないが、アタリが写真の犬を探していることは分かった。
アタリと一緒に心当たりを探す犬たち。
パグのオラクル(声:ティルダ・スウィントン)の予知夢(実際にはTVニュース)を
セントバーナードのジュピター(声:F・マーリー・エイブラハム) が説明し、
一行はスポッツ探しの旅に出る。

一方、小林市長はアタリが遭難後、犬たちに誘拐されたと発表、
市長再選の暁には犬が島の犬を抹殺すると公約する。

果たして、アタリ少年はスポッツと再会できるのだろうか。
そもそも、スポッツは生きながらえているのか。

小林市長のやり口に反発する高校生新聞の編集長ヒロシ(声:村上虹郎)と
留学生のトレーシー(グレタ・ガーウィグ)は、計画の秘密を暴くことができるのか。



ちょっと変わった映画。
何年か前に見た「ファンタスティック Mrフォックス」を思い起こしたが同じ会社。

同じストップモーションアニメでも、ライカやアードマン・アニメーションズとは一線を画す。
なお、ライカは「コラライン」「ボックストロール」「KUBO 2本の弦の秘密」など。
アードマンは「ウォレスとグルミット」「ひつじのショーン」「アーリーマン」など。

日本語と英語が混ざっているので吹き替え版では、感じが出ないのではないか。



パペットは金属の可動式の骨組みにシリコンをかぶせたもので、シーンによって
大小いくつも作られたそうだ。
犬や人の毛はシリコンの皮膚の上に実際に植毛されているそう。

トレーシーのホームステイ先の小言ばばあの声は夏木マリ。
ニュースの同時通訳はフランシス・マクドーマンド。
オノ・ヨーコの役名がオノ・ヨーコだったのは笑った。
観覧時は気づかなかったが、病院の医師が渡辺謙。

ほかに、山田孝之、松田翔太、松田龍平なども出ている(ようだ)



アタリのコーユー・ランキンは、カナダ人の父と日本人の母を持つバイリンガルで、
2007年生まれ。

アカデミー賞受賞/ノミネート俳優が大挙出演。
よくこんな映画に出たな(失礼!)と思えるキャストがわんさかいるのには驚いた。

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