有村智恵の成績に関連して、USLPGAの1試合獲得賞金額について書いた。
同じようなことがJLPGAでも気になったので、
予選落ちを含めた1試合当たり獲得賞金額、ラウンドあたり獲得賞金額を計算してみた。
その結果、1試合当たり100万円以上を稼いでいる選手は26人、
50万円以上だと53人になる。
10万円以上で112人、10万円未満は11人だが、外数として0円が51人いる。
合わせて174人は今年のレギュラーツアーに出場実績のある選手。
このほかにステップ・アップツアー(2部ツアー)の選手、
ツアープロとして登録しながら出場機会に恵まれない選手もかなりいる。
ツアープロともなれば、契約メーカーからの資金援助、道具類の援助もあるし、
CMやTV出演もあるだろうから必ずしも賞金だけが収入ではないが、
一体どのくらいの選手が賞金だけでやっていけているのか。
年間通して試合に出場したとして活動費はいくらくらいかかるのか。
ざっくり1千万という話を聞いたりもするが良くは判らない。
トッププロになれば、クラブ、ボール、ウェアはもちろん、
トレーナーやメンテナンス要員も含めて移動宿泊活動費は
スポンサー負担の選手もいるだろうし、1試合当たりの費用は
それほど掛からないかもしれない。
シード権がなくQT順位が低い選手は推薦で出られる試合数も限られるし、
マンデーからの参加となれば本選のみ出ればいい選手より、
逆に費用が掛かることもあり得る。
経費の状況が良くわからないところだが、以前USLPGAのプロが
スポンサーを募って年間活動費を賄おうとした話があり
(賞金の一部を配当する契約)年間10万ドル程度が費用だったようだ。
仮に25試合程度出るとすれば、1試合4千ドル、20試合なら5千ドルだ。
広大なアメリカでは移動費もかさむだろうけど、まあ日本も実は似たり寄ったりだとすれば、
1試合40万円くらいかな、と言った感じ。
つまり賞金が40万円以上稼げないと、試合に出ること自体が赤字。
今年、今のところ40万円以上の選手は62人だ。
今年はまだ試合数が少ないので昨年の数字で見てみると、
1試合当たり40万円以上は66人と、大差ない。
10万円以上は129人。10万円未満は25人で、合わせて154人。
0円がその外数で99人いる。
試合数の多い選手はたくさん稼がないと黒字が大きくならないし、
試合数が少なければ、合計の賞金額が少なくても儲けが大きいことになるので、
個々の試合での収支計算の損益分岐点が40万円だとして、収支計算してみた。
つまり、獲得賞金額-(出場試合数×40万円)=賞金での損得勘定
このランキングで並べ替えてみると、
森田理香子、横峯さくら、安宣柱(アン・ソンジュ)と言った
合計賞金額、試合当たり賞金でもトップにランキングされる選手らがやはり上位。
上位が上位ではあまり面白みがないし、そういうところは40万円/試合もまた的外れだろうから、
もう少し下を見てみる。
収支2千万円超は33名。
1千万円超は47名。
必要経費など一般サラリーマンとは同列に扱えないことを承知で比較すると
全世代の平均年収が408万円らしいので、それ以上の選手は55人。
20代女子に限定すれば、ざっと258万円なので、それ以上は57人。
同世代の一般女性サラリーマン以上の額を「賞金で稼ぐ」人はそれくらい。
収支計算がプラスの人は66人。
残りの187人、3/4の選手は持ち出し。
先程賞金額0を99人と書いたので、88人が賞金が費用に追いついてない。
計算上もっとも赤字幅が大きい選手は名を伏すが1千万円超(10,002,000円)。
彼女はボール、ウェア、シューズは契約スポンサーがあるが、
フリーだし、どうしてんでしょうね。(ちなみに今年はまだ出場機会なし)
同じようなことがJLPGAでも気になったので、
予選落ちを含めた1試合当たり獲得賞金額、ラウンドあたり獲得賞金額を計算してみた。
その結果、1試合当たり100万円以上を稼いでいる選手は26人、
50万円以上だと53人になる。
10万円以上で112人、10万円未満は11人だが、外数として0円が51人いる。
合わせて174人は今年のレギュラーツアーに出場実績のある選手。
このほかにステップ・アップツアー(2部ツアー)の選手、
ツアープロとして登録しながら出場機会に恵まれない選手もかなりいる。
ツアープロともなれば、契約メーカーからの資金援助、道具類の援助もあるし、
CMやTV出演もあるだろうから必ずしも賞金だけが収入ではないが、
一体どのくらいの選手が賞金だけでやっていけているのか。
年間通して試合に出場したとして活動費はいくらくらいかかるのか。
ざっくり1千万という話を聞いたりもするが良くは判らない。
トッププロになれば、クラブ、ボール、ウェアはもちろん、
トレーナーやメンテナンス要員も含めて移動宿泊活動費は
スポンサー負担の選手もいるだろうし、1試合当たりの費用は
それほど掛からないかもしれない。
シード権がなくQT順位が低い選手は推薦で出られる試合数も限られるし、
マンデーからの参加となれば本選のみ出ればいい選手より、
逆に費用が掛かることもあり得る。
経費の状況が良くわからないところだが、以前USLPGAのプロが
スポンサーを募って年間活動費を賄おうとした話があり
(賞金の一部を配当する契約)年間10万ドル程度が費用だったようだ。
仮に25試合程度出るとすれば、1試合4千ドル、20試合なら5千ドルだ。
広大なアメリカでは移動費もかさむだろうけど、まあ日本も実は似たり寄ったりだとすれば、
1試合40万円くらいかな、と言った感じ。
つまり賞金が40万円以上稼げないと、試合に出ること自体が赤字。
今年、今のところ40万円以上の選手は62人だ。
今年はまだ試合数が少ないので昨年の数字で見てみると、
1試合当たり40万円以上は66人と、大差ない。
10万円以上は129人。10万円未満は25人で、合わせて154人。
0円がその外数で99人いる。
試合数の多い選手はたくさん稼がないと黒字が大きくならないし、
試合数が少なければ、合計の賞金額が少なくても儲けが大きいことになるので、
個々の試合での収支計算の損益分岐点が40万円だとして、収支計算してみた。
つまり、獲得賞金額-(出場試合数×40万円)=賞金での損得勘定
このランキングで並べ替えてみると、
森田理香子、横峯さくら、安宣柱(アン・ソンジュ)と言った
合計賞金額、試合当たり賞金でもトップにランキングされる選手らがやはり上位。
上位が上位ではあまり面白みがないし、そういうところは40万円/試合もまた的外れだろうから、
もう少し下を見てみる。
収支2千万円超は33名。
1千万円超は47名。
必要経費など一般サラリーマンとは同列に扱えないことを承知で比較すると
全世代の平均年収が408万円らしいので、それ以上の選手は55人。
20代女子に限定すれば、ざっと258万円なので、それ以上は57人。
同世代の一般女性サラリーマン以上の額を「賞金で稼ぐ」人はそれくらい。
収支計算がプラスの人は66人。
残りの187人、3/4の選手は持ち出し。
先程賞金額0を99人と書いたので、88人が賞金が費用に追いついてない。
計算上もっとも赤字幅が大きい選手は名を伏すが1千万円超(10,002,000円)。
彼女はボール、ウェア、シューズは契約スポンサーがあるが、
フリーだし、どうしてんでしょうね。(ちなみに今年はまだ出場機会なし)
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