昨日、前蛹になった終齢。
今日は蛹になっているはずだからと確認したら、なんか変。
さかさま?
終齢から蛹になる手順は
(1)蛹になる場所を決めるために徘徊する。
(2)場所が決まったら、上下反転して尻をつけるあたりにたくさんの糸を吐く。
(3)その糸の真ん中あたりに尻をくっつけ、上下反転し、糸をループ状に体を一周させる。
(4)糸に寄っかかりながら、体を猫背にする。
*
(5)頭の方から脱皮して体をよじって皮を上から下に脱いでいく。
(6)皮が足元に寄ったらもどうやるのか知らないけど、皮は脱ぎ捨てる。
(7)体に回した糸に寄り掛かり蛹となる。
(5)から(6)のあたりで、「糸が切れた」「体がすり抜けた」などの理由で、
体を一周させた糸に寄り掛かれず、尻だけがつながったまま、ぶら下がてしまった。
皮を脱ぎ捨てる際かなりからだょよ知って脱ぐので、その時に抜けたのかもしれない。
壁側にお腹を向けていると言うことは、バク転のような形で落ちたわけではなく、
横にずれて半回転する形となったのかもしれない。
お腹側の壁に両面テープを張って、蛹を持ち上げて貼り付ける方法を試みたが、
まだ蛹が柔らかいので、うまくつかない。
壊してしまうといけないのであまり強く押し付けられない。
この方法は諦め、依然やったことのある蛹ポケットに調整することにした。
一旦、蛹を壁からそっと外す。
久しぶりでサイズ感が撮りづらかったが、何回か失敗ののち、
紙で円錐状のポケットを作って貼る。
背中側は羽化時に殻が引っかかる恐れがあるので、抉るように切れ目を入れる。
皮のかすを捨てるには引っ張って取らないといけないので、とりあえず諦め、
皮のかすのついたままポケットに入れた。
これで羽化に走仕様がないはずだが、しばらくは様子見。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます