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2009/7/27、ヤクルトホールでの開催。
8割がたの入り。
予告も2本ほどあったが忘れてしまった。
***
2005年のハリウッド映画「セルラー」の香港リメイク。
人物設定などは変えてあるが、大筋の展開はオリジナルと同じ。
***
ルイス・クー(古天楽)、バービー・スー(徐熙媛)、
ニック・チョン(張家輝)、リュウ・イエ(劉)
**
グレイス(バービー・スー)はシングル・マザーでロボット設計技術者。
裕福な家で、高級外車に乗り、家にはプール、家政婦までいる。
ある日、いつものように娘を小学校に送り、帰宅する途中、
横から出てきた車と衝突する。
事故? いや、それは故意だった。
車から降りてきた男たちは、グレイスを拉致、
自宅に連れて行き「やつはどこだ、あれを出せ」と命ずるのだった。
何のことかわからないグレイスの目の前で男たちは家政婦を刺殺、
グレイスを再び連れ去ると、どこかのあばら家に閉じ込めた。
一方、街中を急ぐアボン(ルイス・クー)、
仕事は経理関係となっているがサラ金取り立て屋の一味。
息子が海外留学に行くのを送っていく約束が守れていない。
姉から叱責の電話、息子を連れて先に空港に行くという、
すぐに来るように言い残して。
アボンは仲間が高飛びするというので、その車を借りて空港へ向かうことにした。
グレイスは、部屋にあった電話を使おうとするが一味に壊される。
何とか配線をつないで適当にかけた電話が、偶然にもアボンにつなかった。
グレイスは誘拐された、電話を切らないでと懇願。
アボンはたまたま見かけた白バイ警官のファイ(ニック・チョン)に
通報しようとするが、タイミング悪く信じてもらえない。
グレイスの元に一味が弟の友人を連れてきた。
「弟はどこだ、物を渡せ。」知らないと答えるグレイスの目の前で、
弟の友人は射殺される。
一味は、娘を誘拐するという。
グレイスからそれを聞いたアボンは娘の小学校へ急ぐが、
間一髪で誘拐されてしまう。
追うアボン、とんでもないカーフェイスの果てに、
アボンは事故り、車は大破、電話の電池も切れそうになる。
車を乗り換えて今度は居場所のわかった弟を助けに行く。
しかし、一味は実は国際警察(ICPO)の刑事だった。
一体、グレイスは何者?
弟は何を隠している?
ICPOは何を探している?
ただ利用されただけなのか?
一方のファイも最初のグレイスの電話が気になって家を探りに行く。
そして、そこで見たものとは?
***
オリジナルは旦那が生きているし、娘でなく息子だとか、
アボン役のクリス・エバンスは息子でなく、
ジェシカ・ビールとの約束をすっぽかして云々などなど、
細かい設定は違いますが、大まかな流れは一緒。
ただ、オリジナルの犯人の目的は忘れてしまいました。
派手派手アクションはこちらが上。
というか、さすが香港アクション、というか、
あまりにもあり得ないので思わず笑ってしまうくらいすごい。(誉めてます)
カーフェイスの途中もさることながら、最後は大笑いするほどすごかったし、
山の上の逃走シーン、車で逃げるシーン、空港内の格闘シーンもすごかった。
まるでジャッキー・チェン映画。
香港の俳優がみんなこれくらいできないと、務まらないなら
とても日本では太刀打ちできません。
*** 追記、北京語と広東語 ***
TB/コメでお教えいただいたのだが、
この映画では名前の読み方が広東語読みと北京語読みの違いが、
謎解きのヒントになっている。
グレイス・チャンが、「アボン」を「アバン」と呼ぶ。
最初は「アバン」に傍点が振ってあるが、それ以降もずっと「アバン」と呼ぶ。
聞こえにくかったので聞き間違えた、のではなく、
アボンは「阿邦」で広東語では「アボン」、北京語では「アバン」と読むそうだ。
つまり、ここでグレイスは「阿邦」を北京語で呼ぶ。
一方、ファイはグレイス宅を訪れて、「グレイス・ウォンさん?」と聞く。
ここでも「ウォン」に傍点が振られている。
グレイスは字幕では「私はグレイス・チャンです」と出ていたが、
実際には「私はグレイス・ワンです」と言ってたそうで、
「王」の広東語読みが「ウォン」北京語読みが「ワン」、
ファイが最初の電話を思い出して、ワン、すなわち北京訛りのはず、
応対に出た女性は違った、と気づくという次第、ということです。
8割がたの入り。
予告も2本ほどあったが忘れてしまった。
***
2005年のハリウッド映画「セルラー」の香港リメイク。
人物設定などは変えてあるが、大筋の展開はオリジナルと同じ。
***
ルイス・クー(古天楽)、バービー・スー(徐熙媛)、
ニック・チョン(張家輝)、リュウ・イエ(劉)
**
グレイス(バービー・スー)はシングル・マザーでロボット設計技術者。
裕福な家で、高級外車に乗り、家にはプール、家政婦までいる。
ある日、いつものように娘を小学校に送り、帰宅する途中、
横から出てきた車と衝突する。
事故? いや、それは故意だった。
車から降りてきた男たちは、グレイスを拉致、
自宅に連れて行き「やつはどこだ、あれを出せ」と命ずるのだった。
何のことかわからないグレイスの目の前で男たちは家政婦を刺殺、
グレイスを再び連れ去ると、どこかのあばら家に閉じ込めた。
一方、街中を急ぐアボン(ルイス・クー)、
仕事は経理関係となっているがサラ金取り立て屋の一味。
息子が海外留学に行くのを送っていく約束が守れていない。
姉から叱責の電話、息子を連れて先に空港に行くという、
すぐに来るように言い残して。
アボンは仲間が高飛びするというので、その車を借りて空港へ向かうことにした。
グレイスは、部屋にあった電話を使おうとするが一味に壊される。
何とか配線をつないで適当にかけた電話が、偶然にもアボンにつなかった。
グレイスは誘拐された、電話を切らないでと懇願。
アボンはたまたま見かけた白バイ警官のファイ(ニック・チョン)に
通報しようとするが、タイミング悪く信じてもらえない。
グレイスの元に一味が弟の友人を連れてきた。
「弟はどこだ、物を渡せ。」知らないと答えるグレイスの目の前で、
弟の友人は射殺される。
一味は、娘を誘拐するという。
グレイスからそれを聞いたアボンは娘の小学校へ急ぐが、
間一髪で誘拐されてしまう。
追うアボン、とんでもないカーフェイスの果てに、
アボンは事故り、車は大破、電話の電池も切れそうになる。
車を乗り換えて今度は居場所のわかった弟を助けに行く。
しかし、一味は実は国際警察(ICPO)の刑事だった。
一体、グレイスは何者?
弟は何を隠している?
ICPOは何を探している?
ただ利用されただけなのか?
一方のファイも最初のグレイスの電話が気になって家を探りに行く。
そして、そこで見たものとは?
***
オリジナルは旦那が生きているし、娘でなく息子だとか、
アボン役のクリス・エバンスは息子でなく、
ジェシカ・ビールとの約束をすっぽかして云々などなど、
細かい設定は違いますが、大まかな流れは一緒。
ただ、オリジナルの犯人の目的は忘れてしまいました。
派手派手アクションはこちらが上。
というか、さすが香港アクション、というか、
あまりにもあり得ないので思わず笑ってしまうくらいすごい。(誉めてます)
カーフェイスの途中もさることながら、最後は大笑いするほどすごかったし、
山の上の逃走シーン、車で逃げるシーン、空港内の格闘シーンもすごかった。
まるでジャッキー・チェン映画。
香港の俳優がみんなこれくらいできないと、務まらないなら
とても日本では太刀打ちできません。
*** 追記、北京語と広東語 ***
TB/コメでお教えいただいたのだが、
この映画では名前の読み方が広東語読みと北京語読みの違いが、
謎解きのヒントになっている。
グレイス・チャンが、「アボン」を「アバン」と呼ぶ。
最初は「アバン」に傍点が振ってあるが、それ以降もずっと「アバン」と呼ぶ。
聞こえにくかったので聞き間違えた、のではなく、
アボンは「阿邦」で広東語では「アボン」、北京語では「アバン」と読むそうだ。
つまり、ここでグレイスは「阿邦」を北京語で呼ぶ。
一方、ファイはグレイス宅を訪れて、「グレイス・ウォンさん?」と聞く。
ここでも「ウォン」に傍点が振られている。
グレイスは字幕では「私はグレイス・チャンです」と出ていたが、
実際には「私はグレイス・ワンです」と言ってたそうで、
「王」の広東語読みが「ウォン」北京語読みが「ワン」、
ファイが最初の電話を思い出して、ワン、すなわち北京訛りのはず、
応対に出た女性は違った、と気づくという次第、ということです。
た。言葉のギミックはまさに香港ならではのオ
リジナリティですね。
カーチェイスも色々見てきたけど、突き抜けて
ましたねぇ。まったくムチャクチャしますよ。
サッカーじゃないですけど、どうもコレ観てる
と日本はこぎれいにまとめようとしすぎなのか
なぁとか感じちゃいます。
大変勉強になりました。
アボンが阿邦はすぐわかりましたが、
グレース・チャンのチャン(Chan)の漢字は、
中文HPにもなく、わかりませんでした。
よくわかりました。
日本語公式ページの動画付き相関図、
ファイ刑事のところは見てませんでした。
「私はグレイス・ワンです」になってますね。
香港のHPの英語版がChanになっているので、
日本も勘違いしたんでしょう。
http://connected.emp.hk/en_main.html