
2013/4/30、よみうりホール。
2カ月連続で試写会ゼロになるところだったのが、
ギリギリで4月に1本試写会当選しました。
まずまずな入りでした。
前の方は詰まっていたので4列目の中央付近に陣取る。
端に座っていた人が結構なサイズで、前を通れないので、
出入りするときには立っていただかなくてはならず
ご迷惑をおかけしました。
*
ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴスリング、ショーン・ペン、エマ・ストーン
*
1940年代末から1950年にかけて。
ロサンゼルスの裏社会を牛耳っていたギャング、ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)は
敵対勢力には徹底して対抗、人の命などなんとも思わない冷血漢で、
警察官や判事、政治家までをも買収し、犯罪の見逃し、もみ消しもお手の物だった。
そんなロサンゼルスに軍隊上がりのオマラ巡査部長(ジョシュ・ブローリン)が赴任する。
オマラは、同僚警官がとめるのも気にせずコーエンの悪事を暴くが、
犯罪者たちはあっさりと放免されてしまう。
噂を聞きつけたロス市警の本部長、パーカー(ニック・ノルティ)は、オマラを呼び、
コーエンの組織を叩き潰す作戦を指令する。
オマラは優秀な人材を集めようとするが、妻のコニー(ミレーユ・イノス)は、
優秀な成績の者ほど買収の対象になりやすいとして、一癖も二癖もある人材を選ばせる。
そんな一人にウーターズ巡査部長(ライアン・ゴスリング)がいた。
コーエンの用心棒の一人ジャック・ウェーレン(サリバン・ステイプルトン)とも懇意で、
正体を隠してコーエンの女、グレース・ファラデー(エマ・ストーン)とねんごろになる。
オマラはウーターズをメンバーに誘うが、ウーターズはコーエンには逆らえないとして断る。
オマラは、ハリス巡査(アンソニー・マッキー)、ケナード巡査(ロバート・パトリック)、
キーラー巡査(ジョバンニ・リビシ)、ラミレス巡査(マイケル・ペーニャ)を引き連れ、
コーエンのカジノ荒らしを始める。
その頃コーエンは、LAの通信を牛耳っていたドラグナ(ジョン・ポリト)とも対立しており、
カジノ荒らしをドラグナの仕業だと考えたコーエンは、ドラグナを街中で襲い、
ウーターズが可愛がっていた靴磨きの少年が流れ弾で死んでしまう。
ウーターズは怒り狂い、結局特捜チームに入り、コーエンとの対決は続く。
果たしてコーエンは逮捕できるのか。
ロスに平和は訪れるのだろうか。
*
やや展開が雑と言うか、荒い計画の割にうまく行きすぎる感がなくもないが、
迫力もあり、なかなか面白かった。
警察の腐敗を描いた映画は少なくはないし「毒を以て毒を制す」的展開も少なくはない。
エマ・ストーンは役柄でかなり雰囲気が違います。
赤い服がよく似合っていました。
関係ないけど、一瞬「パブリック・エネミーズ」の赤いドレスの女を思いました。
*
ミッキー・コーエンの逮捕でロサンゼルスに平和が訪れたかと言うとそうではなく、
現実にはミッキー・コーエンが逮捕された後もロサンゼルスではギャングの抗争が後を絶たず、
血みどろの戦いが繰り広げられたらしい。
その後の話は小説及び映画の「LAコンフィデンシャル」につながる。
また、ミッキー・コーエンが捕まったのは、殺人容疑ではなく脱税だったようで、
1950年は4年の実刑、1961年にも脱税で逮捕されたそうだ。
出所したのは1972年で1976年に没している。
*
ライアン・ゴスリングは「ゴズリング」と書かれることが多いと思うが、
ここでは敢えて「ゴスリング」と振っている。
2カ月連続で試写会ゼロになるところだったのが、
ギリギリで4月に1本試写会当選しました。
まずまずな入りでした。
前の方は詰まっていたので4列目の中央付近に陣取る。
端に座っていた人が結構なサイズで、前を通れないので、
出入りするときには立っていただかなくてはならず
ご迷惑をおかけしました。
*
ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴスリング、ショーン・ペン、エマ・ストーン
*
1940年代末から1950年にかけて。
ロサンゼルスの裏社会を牛耳っていたギャング、ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)は
敵対勢力には徹底して対抗、人の命などなんとも思わない冷血漢で、
警察官や判事、政治家までをも買収し、犯罪の見逃し、もみ消しもお手の物だった。
そんなロサンゼルスに軍隊上がりのオマラ巡査部長(ジョシュ・ブローリン)が赴任する。
オマラは、同僚警官がとめるのも気にせずコーエンの悪事を暴くが、
犯罪者たちはあっさりと放免されてしまう。
噂を聞きつけたロス市警の本部長、パーカー(ニック・ノルティ)は、オマラを呼び、
コーエンの組織を叩き潰す作戦を指令する。
オマラは優秀な人材を集めようとするが、妻のコニー(ミレーユ・イノス)は、
優秀な成績の者ほど買収の対象になりやすいとして、一癖も二癖もある人材を選ばせる。
そんな一人にウーターズ巡査部長(ライアン・ゴスリング)がいた。
コーエンの用心棒の一人ジャック・ウェーレン(サリバン・ステイプルトン)とも懇意で、
正体を隠してコーエンの女、グレース・ファラデー(エマ・ストーン)とねんごろになる。
オマラはウーターズをメンバーに誘うが、ウーターズはコーエンには逆らえないとして断る。
オマラは、ハリス巡査(アンソニー・マッキー)、ケナード巡査(ロバート・パトリック)、
キーラー巡査(ジョバンニ・リビシ)、ラミレス巡査(マイケル・ペーニャ)を引き連れ、
コーエンのカジノ荒らしを始める。
その頃コーエンは、LAの通信を牛耳っていたドラグナ(ジョン・ポリト)とも対立しており、
カジノ荒らしをドラグナの仕業だと考えたコーエンは、ドラグナを街中で襲い、
ウーターズが可愛がっていた靴磨きの少年が流れ弾で死んでしまう。
ウーターズは怒り狂い、結局特捜チームに入り、コーエンとの対決は続く。
果たしてコーエンは逮捕できるのか。
ロスに平和は訪れるのだろうか。
*
やや展開が雑と言うか、荒い計画の割にうまく行きすぎる感がなくもないが、
迫力もあり、なかなか面白かった。
警察の腐敗を描いた映画は少なくはないし「毒を以て毒を制す」的展開も少なくはない。
エマ・ストーンは役柄でかなり雰囲気が違います。
赤い服がよく似合っていました。
関係ないけど、一瞬「パブリック・エネミーズ」の赤いドレスの女を思いました。
*
ミッキー・コーエンの逮捕でロサンゼルスに平和が訪れたかと言うとそうではなく、
現実にはミッキー・コーエンが逮捕された後もロサンゼルスではギャングの抗争が後を絶たず、
血みどろの戦いが繰り広げられたらしい。
その後の話は小説及び映画の「LAコンフィデンシャル」につながる。
また、ミッキー・コーエンが捕まったのは、殺人容疑ではなく脱税だったようで、
1950年は4年の実刑、1961年にも脱税で逮捕されたそうだ。
出所したのは1972年で1976年に没している。
*
ライアン・ゴスリングは「ゴズリング」と書かれることが多いと思うが、
ここでは敢えて「ゴスリング」と振っている。
此処には、講演会の方を幾度か無料で聴きました。
>ミッキー・コーエンが捕まったのは、殺人容疑ではなく脱税だったようで、
>1950年は4年の実刑、1961年にも脱税で逮捕されたそうだ。
お金で買収される警察官や司法は、いつの時代もあるものとはいえ、正義で市民を護って貰いたいものです。
「チェンジリング」でもロス市警の堕落具合が描かれます。
あちらも実話が元になっていますし、
30年経っても大して変わらなかったってことでしょうか。
「ミッキー・コーエンの逮捕でロサンゼルスに平和が訪れたかと言うとそうではな」いとありますが、中東の情勢を見ていると、国際関係でも同じようなことが言えるようです。なにしろ、悪と目された政権を倒しても、その後に平和が訪れているわけではないのですから!
イラクだけでなく、リビアやシリアの問題を見ても、
結果的には何が悪なのか良くわかりません。