吉田えり、ＡＷＬ最終登板は打たれる

ＡＷＬ、アメリカン・ディビジョンのプレーオフは、
ユマ・スコーピオンズ対サンルイ・アスレティコス。

2/26に行われたこの試合は８－０でサンルイ・アスレティコスが勝ち、
吉田えりの所属するユマ・スコーピオンズのリーグはここで終了した。

翌２７日に行われたチャンピオンシップは、
カナディアンディビジョンを制したカルガリー・バイパースが勝ち、
リーグ優勝を果たした。


さて、ユマの最終戦となったプレーオフ。
吉田えりは０－４とリードされた７回表に登板。

ヒット、ヒット、四球でいきなり満塁。
続く打者に３点タイムリー２塁打を打たれ、
続く４番打者をセンターフライにとって降板。

リリーフが次打者にセカンドゴロを打たれ、その間に走者が生還して４点目。
吉田えりの失点となった。

０回１/３、打者５人、被安打３、与四球１、失点/自責点４。

ＡＷＬの通算では、１０試合に登板、１９イニング、先発４回、被安打２７、
失点１８、自責点１３、防御率６．１６、１勝１敗だった。

最終戦で打たれたのはかなり悔しいようで、ＧＢＬ（ゴールデン・ベースボール・リーグ）の
チコ・アウトローズ入団はかなり濃厚。

もし米リーグからのオファーがなければ、三重スリーアローズに入団予定だったが、
三重は吉田えりの希望を尊重する意向で契約しない方向のようだ。

独立リーグに関しては、各リーグの球団の運営や資金繰りが十分でないなどのほか、
アマチュア野球との提携が不十分な面もあって、いろいろ大変なようだが、
各組織が壁を高くして自分たちのテリトリーを囲い込むだけでなく、
いろいろな面で協力を進めていった方がきっと良い結果につながると思う。