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JLPGA、セカンドQT結果

2010-11-06 16:34:19 | ゴルフ
来季のシード権を逃した選手が試合出場の優先順位を決めるQT。
そのセカンドQTが終了した。

その結果を書く前に、少しおさらいをしておこう。

まず、JLPGAのレギュラー・ツアーには、特別の出場資格の必要な試合、
例えば賞金ランキング上位とか、同年内の優勝者だとかの条件が必要な試合が幾つかある。

それらを除いた普通の試合の場合、これも例外はあるが大体は108人の出場枠となっている。

試合に出られるのは、ディフェンディング・チャンピオン、永久シード選手、その年のシード選手、
複数年シードの選手、主催者推薦、マンデーを勝ち抜いた選手、直近のステップアップで優勝した選手、
その年のプロテストトップ合格者などなどである。

ディフェンディング・チャンピオンは一人、永久シードで今もレギュラー・ツアーに出ている選手は
不動裕理とト阿玉(とはサンズイに余、涂)位なので二人として、
その年のシード選手は、永久シードを除く前年の最低出場試合数をクリアーした賞金ランキング上位50人。
主催者推薦枠は、マンデー含め大体12人なので、ここまでで65人となる。
(大会によって数が異なる場合があります)

これにステップアップでの優勝者や、プロテストトップ合格や特別休業保障などを加えたとしても、
必ず全員が毎試合出るとは限らず、数人はお休みするので、40数名の「空き」が出る。

ここにウェイティングと言うか、出場したいと思っているシード枠外の選手をはめていてく。
その順番を決めるのがQT。

シード枠は50人。
JLPGAにツアー登録している選手は、250人以上いるので、200人ほどは枠から漏れる。

更にプロテストに落ちた人などでツアーを目指す人が、QTに参加してくる。

これらをふるいにかけて絞っていく必要があり、またスポット参戦ではなく、
年間を通じてツアーに参戦できるだけの体力、実力も必要だから、
1次選考、2次選考と進んでいく。

セカンドQTはいわばその2次選考だ。

ただ、現在プロである程度の実績を残している人は、
ツアーにも参加しなくてはいけないし、1からやる必要もないので、
条件によってはこの後のサードQT(3次選考)、ファイナルQT(最終選考)からの参加もある。

セカンドQTにも、ファーストQTを突破した選手とセカンドQTからの参加選手がいる。

と、いうことで、セカンドQTは4地区に分けて3ラウンド行い、それぞれの上位がサードQTに進める。

やっとそれぞれの結果に進もう。

まずA地区。
栃木県烏山場CCで、11/3~5にかけて実施。

トップ通過は期待の新人、酒井美紀の5アンダー。1991/5/4生まれの19歳で、今季3試合とも予選通過。

2位は1アンダー、張恩妃(チャン・ウンビ)、1989/1/12生まれ、21歳。第3ラウンドで猛チャージ。

3位はイーブンパー、遠藤冴子。1990/9/6生まれの20歳。
4位のチョン・イェイは初耳だが、

5位、赤堀奈々や6位、呂雅惠(ロー・ヤーフェイ)は、ツアーでの実績のある選手。
他には大木美幸、森桜子、ルーキー菊地明砂美、塩田亜飛美などが通過。

続いてB地区。
群馬県小幡郷(おばたごう)GC。日程は同じ。

トップは7アンダー、木戸愛(めぐみ)。2008年のプロテスト合格、172cmの長身、20歳。
昨年のQT38位で、今季は29試合出て、12試合予選通過。賞金ランキング81位。

2位は5アンダー、山口裕子(ひろこ)。昨年まではシードを確保。
昨年は後半ちょっと崩れた。エリエールなんか予選通過して棄権してるものね。

3位は1アンダー、三井美智子。

4位以下では、福島浩子(福島晃子の妹)、小俣奈三香、鈴木舞子、張娜(チャン・ナ)、東尾理子も通過。

続いてはC地区。
三重県のココパリゾートクラブ 白山ヴィレッジGC。日程は同じ。

トップは、3アンダー、キンクミこと金田久美子。

2位は同スコアながらカウントバックで負けた馮珊珊(フェン・シャンシャン)。
おそらく来期はUSLPGAからJLPGAに転戦するんでしょうが、
カナ表記はフェン・サンサンになっているので、私のユーザ辞書も変えなくちゃ。

3位は2アンダー、大城さつき。昨年のプロテスト合格。
4位、1アンダー、李ボミは今年の韓国の賞金女王目前らしい。

以下を見てみると、櫻井有希、土肥久瑠美、新井麻衣、ベテラン塩谷育代、島袋美幸も通過。

最後にD地区。
兵庫県北六甲CC。日程は同じ。

トップはUSLPGAで活躍する姜秀衍(カン・スヨン)のイーブンパー。
彼女も来期は日本ツアーですか。

続いて同じスコアながら羅多藝(ナ・ダエ)。今年はで出ませんがTPD登録選手。

3位もイーブンパー、大谷奈千代。神戸滝川第2出身って滝川高校は男子校だけど滝2は共学なのね。

4位以下を見ると、丁允珠(チョン・ユンジュ)、竹村真琴、横峯瑠衣、久保啓子、宣子姉妹(双子)などがいる。


一方でセカンドQTで終わってしまったのは、
辻村明須香(惜しい、と言うか勿体ない)池内絵梨藻、真梨藻姉妹(こちらも双子)、藤井かすみ、
近藤飛佳里、ケイ・ジャンヌ、高又順(コ・ウスン)、大塚有里子、新坂上ゆう子、余珮琳(ユー・ペイリン)、など。

この後、サードQTは11/23~25、茨木と三重の2地区で開催。
ファイナルはほとんど間を開けず、11/30~12/3までの4日間、静岡での開催。

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