来季のシード権を逃した選手が試合出場の優先順位を決めるQT。
そのセカンドQTが終了した。
その結果を書く前に、少しおさらいをしておこう。
まず、JLPGAのレギュラー・ツアーには、特別の出場資格の必要な試合、
例えば賞金ランキング上位とか、同年内の優勝者だとかの条件が必要な試合が幾つかある。
それらを除いた普通の試合の場合、これも例外はあるが大体は108人の出場枠となっている。
試合に出られるのは、ディフェンディング・チャンピオン、永久シード選手、その年のシード選手、
複数年シードの選手、主催者推薦、マンデーを勝ち抜いた選手、直近のステップアップで優勝した選手、
その年のプロテストトップ合格者などなどである。
ディフェンディング・チャンピオンは一人、永久シードで今もレギュラー・ツアーに出ている選手は
不動裕理とト阿玉(とはサンズイに余、涂)位なので二人として、
その年のシード選手は、永久シードを除く前年の最低出場試合数をクリアーした賞金ランキング上位50人。
主催者推薦枠は、マンデー含め大体12人なので、ここまでで65人となる。
(大会によって数が異なる場合があります)
これにステップアップでの優勝者や、プロテストトップ合格や特別休業保障などを加えたとしても、
必ず全員が毎試合出るとは限らず、数人はお休みするので、40数名の「空き」が出る。
ここにウェイティングと言うか、出場したいと思っているシード枠外の選手をはめていてく。
その順番を決めるのがQT。
シード枠は50人。
JLPGAにツアー登録している選手は、250人以上いるので、200人ほどは枠から漏れる。
更にプロテストに落ちた人などでツアーを目指す人が、QTに参加してくる。
これらをふるいにかけて絞っていく必要があり、またスポット参戦ではなく、
年間を通じてツアーに参戦できるだけの体力、実力も必要だから、
1次選考、2次選考と進んでいく。
セカンドQTはいわばその2次選考だ。
ただ、現在プロである程度の実績を残している人は、
ツアーにも参加しなくてはいけないし、1からやる必要もないので、
条件によってはこの後のサードQT(3次選考)、ファイナルQT(最終選考)からの参加もある。
セカンドQTにも、ファーストQTを突破した選手とセカンドQTからの参加選手がいる。
と、いうことで、セカンドQTは4地区に分けて3ラウンド行い、それぞれの上位がサードQTに進める。
やっとそれぞれの結果に進もう。
まずA地区。
栃木県烏山場CCで、11/3~5にかけて実施。
トップ通過は期待の新人、酒井美紀の5アンダー。1991/5/4生まれの19歳で、今季3試合とも予選通過。
2位は1アンダー、張恩妃(チャン・ウンビ)、1989/1/12生まれ、21歳。第3ラウンドで猛チャージ。
3位はイーブンパー、遠藤冴子。1990/9/6生まれの20歳。
4位のチョン・イェイは初耳だが、
5位、赤堀奈々や6位、呂雅惠(ロー・ヤーフェイ)は、ツアーでの実績のある選手。
他には大木美幸、森桜子、ルーキー菊地明砂美、塩田亜飛美などが通過。
続いてB地区。
群馬県小幡郷(おばたごう)GC。日程は同じ。
トップは7アンダー、木戸愛(めぐみ)。2008年のプロテスト合格、172cmの長身、20歳。
昨年のQT38位で、今季は29試合出て、12試合予選通過。賞金ランキング81位。
2位は5アンダー、山口裕子(ひろこ)。昨年まではシードを確保。
昨年は後半ちょっと崩れた。エリエールなんか予選通過して棄権してるものね。
3位は1アンダー、三井美智子。
4位以下では、福島浩子(福島晃子の妹)、小俣奈三香、鈴木舞子、張娜(チャン・ナ)、東尾理子も通過。
続いてはC地区。
三重県のココパリゾートクラブ 白山ヴィレッジGC。日程は同じ。
トップは、3アンダー、キンクミこと金田久美子。
2位は同スコアながらカウントバックで負けた馮珊珊(フェン・シャンシャン)。
おそらく来期はUSLPGAからJLPGAに転戦するんでしょうが、
カナ表記はフェン・サンサンになっているので、私のユーザ辞書も変えなくちゃ。
3位は2アンダー、大城さつき。昨年のプロテスト合格。
4位、1アンダー、李ボミは今年の韓国の賞金女王目前らしい。
以下を見てみると、櫻井有希、土肥久瑠美、新井麻衣、ベテラン塩谷育代、島袋美幸も通過。
最後にD地区。
兵庫県北六甲CC。日程は同じ。
トップはUSLPGAで活躍する姜秀衍(カン・スヨン)のイーブンパー。
彼女も来期は日本ツアーですか。
続いて同じスコアながら羅多藝(ナ・ダエ)。今年はで出ませんがTPD登録選手。
3位もイーブンパー、大谷奈千代。神戸滝川第2出身って滝川高校は男子校だけど滝2は共学なのね。
4位以下を見ると、丁允珠(チョン・ユンジュ)、竹村真琴、横峯瑠衣、久保啓子、宣子姉妹(双子)などがいる。
一方でセカンドQTで終わってしまったのは、
辻村明須香(惜しい、と言うか勿体ない)池内絵梨藻、真梨藻姉妹(こちらも双子)、藤井かすみ、
近藤飛佳里、ケイ・ジャンヌ、高又順(コ・ウスン)、大塚有里子、新坂上ゆう子、余珮琳(ユー・ペイリン)、など。
この後、サードQTは11/23~25、茨木と三重の2地区で開催。
ファイナルはほとんど間を開けず、11/30~12/3までの4日間、静岡での開催。
そのセカンドQTが終了した。
その結果を書く前に、少しおさらいをしておこう。
まず、JLPGAのレギュラー・ツアーには、特別の出場資格の必要な試合、
例えば賞金ランキング上位とか、同年内の優勝者だとかの条件が必要な試合が幾つかある。
それらを除いた普通の試合の場合、これも例外はあるが大体は108人の出場枠となっている。
試合に出られるのは、ディフェンディング・チャンピオン、永久シード選手、その年のシード選手、
複数年シードの選手、主催者推薦、マンデーを勝ち抜いた選手、直近のステップアップで優勝した選手、
その年のプロテストトップ合格者などなどである。
ディフェンディング・チャンピオンは一人、永久シードで今もレギュラー・ツアーに出ている選手は
不動裕理とト阿玉(とはサンズイに余、涂)位なので二人として、
その年のシード選手は、永久シードを除く前年の最低出場試合数をクリアーした賞金ランキング上位50人。
主催者推薦枠は、マンデー含め大体12人なので、ここまでで65人となる。
(大会によって数が異なる場合があります)
これにステップアップでの優勝者や、プロテストトップ合格や特別休業保障などを加えたとしても、
必ず全員が毎試合出るとは限らず、数人はお休みするので、40数名の「空き」が出る。
ここにウェイティングと言うか、出場したいと思っているシード枠外の選手をはめていてく。
その順番を決めるのがQT。
シード枠は50人。
JLPGAにツアー登録している選手は、250人以上いるので、200人ほどは枠から漏れる。
更にプロテストに落ちた人などでツアーを目指す人が、QTに参加してくる。
これらをふるいにかけて絞っていく必要があり、またスポット参戦ではなく、
年間を通じてツアーに参戦できるだけの体力、実力も必要だから、
1次選考、2次選考と進んでいく。
セカンドQTはいわばその2次選考だ。
ただ、現在プロである程度の実績を残している人は、
ツアーにも参加しなくてはいけないし、1からやる必要もないので、
条件によってはこの後のサードQT(3次選考)、ファイナルQT(最終選考)からの参加もある。
セカンドQTにも、ファーストQTを突破した選手とセカンドQTからの参加選手がいる。
と、いうことで、セカンドQTは4地区に分けて3ラウンド行い、それぞれの上位がサードQTに進める。
やっとそれぞれの結果に進もう。
まずA地区。
栃木県烏山場CCで、11/3~5にかけて実施。
トップ通過は期待の新人、酒井美紀の5アンダー。1991/5/4生まれの19歳で、今季3試合とも予選通過。
2位は1アンダー、張恩妃(チャン・ウンビ)、1989/1/12生まれ、21歳。第3ラウンドで猛チャージ。
3位はイーブンパー、遠藤冴子。1990/9/6生まれの20歳。
4位のチョン・イェイは初耳だが、
5位、赤堀奈々や6位、呂雅惠(ロー・ヤーフェイ)は、ツアーでの実績のある選手。
他には大木美幸、森桜子、ルーキー菊地明砂美、塩田亜飛美などが通過。
続いてB地区。
群馬県小幡郷(おばたごう)GC。日程は同じ。
トップは7アンダー、木戸愛(めぐみ)。2008年のプロテスト合格、172cmの長身、20歳。
昨年のQT38位で、今季は29試合出て、12試合予選通過。賞金ランキング81位。
2位は5アンダー、山口裕子(ひろこ)。昨年まではシードを確保。
昨年は後半ちょっと崩れた。エリエールなんか予選通過して棄権してるものね。
3位は1アンダー、三井美智子。
4位以下では、福島浩子(福島晃子の妹)、小俣奈三香、鈴木舞子、張娜(チャン・ナ)、東尾理子も通過。
続いてはC地区。
三重県のココパリゾートクラブ 白山ヴィレッジGC。日程は同じ。
トップは、3アンダー、キンクミこと金田久美子。
2位は同スコアながらカウントバックで負けた馮珊珊(フェン・シャンシャン)。
おそらく来期はUSLPGAからJLPGAに転戦するんでしょうが、
カナ表記はフェン・サンサンになっているので、私のユーザ辞書も変えなくちゃ。
3位は2アンダー、大城さつき。昨年のプロテスト合格。
4位、1アンダー、李ボミは今年の韓国の賞金女王目前らしい。
以下を見てみると、櫻井有希、土肥久瑠美、新井麻衣、ベテラン塩谷育代、島袋美幸も通過。
最後にD地区。
兵庫県北六甲CC。日程は同じ。
トップはUSLPGAで活躍する姜秀衍(カン・スヨン)のイーブンパー。
彼女も来期は日本ツアーですか。
続いて同じスコアながら羅多藝(ナ・ダエ)。今年はで出ませんがTPD登録選手。
3位もイーブンパー、大谷奈千代。神戸滝川第2出身って滝川高校は男子校だけど滝2は共学なのね。
4位以下を見ると、丁允珠(チョン・ユンジュ)、竹村真琴、横峯瑠衣、久保啓子、宣子姉妹(双子)などがいる。
一方でセカンドQTで終わってしまったのは、
辻村明須香(惜しい、と言うか勿体ない)池内絵梨藻、真梨藻姉妹(こちらも双子)、藤井かすみ、
近藤飛佳里、ケイ・ジャンヌ、高又順(コ・ウスン)、大塚有里子、新坂上ゆう子、余珮琳(ユー・ペイリン)、など。
この後、サードQTは11/23~25、茨木と三重の2地区で開催。
ファイナルはほとんど間を開けず、11/30~12/3までの4日間、静岡での開催。
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