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大相撲、史上最弱力士

2021-03-26 09:41:30 | スポーツ
大相撲の序の口。
番付表に載る最も下位のランク。
「そんなの序の口だ」などと簡単にできることの代名詞としても使われる。

基本大相撲は自分から辞める(親方が辞めさせる)ことが無ければ現役が続行できるらしい。

例えば現在の最年長力士はしこ名を華吹大作(はなかぜ・だいさく、「はなぶき」かと思ったが「はなかぜ」)、
現在50歳、この5月28日で51歳になる。
序の口時代に全休して番付外に落ちたこともあるが、前相撲で勝ってすぐに序の口に復帰。
最高位は三段目18枚目。
その時は幕下に上がりかけたが果たせず、その後は三段目と序二段を行ったり来たり。
現在は西序二段七十七枚目で今場所の成績は2勝4敗。
26日は対戦なく明日か明後日に7番勝負を行う。
華吹の現在までの成績は670勝765敗13休、全勝率463、出場勝率467。
他のスポーツであれば、なかなかの成績です。(2021/3/25現在)
これだけ長く取ってこれだけ勝っているのに13休と言うのも素晴らしい。
部屋ではちゃんこ長らしい。

さて、件の最弱力士だが、この華吹ではない。
本当の最弱力士は序の口の勝南桜聡太(しょうなんざくら・そうた)、22歳。
昨年までは服部桜大志(はっとりざくら・たいし)と名乗っていた。
聡太は藤井聡太から取ったそうで、やる気は満々だそうだ。ただ勝てないだけ。
通算成績は3勝223敗1休(2021/3/25現在)

過去89連敗という大相撲史に残る最長連敗記録を持っており、現在は西序の口二十四枚目で今場所も6連敗中。
11日目(3/23)に負けて89連敗となり、最長連敗記録タイとなった。

今日3/26に7番相撲を控えているが、対戦相手の沼野は今場所0勝0敗6休となっているようで、
再出場(いや、今まで全休なので出場か)、病み上がり、あるいは故障復帰。
ひょっとしてやっぱり欠場なんてことになったら不戦勝としても4勝目が転がり込むが、はたして。



以前、面白取り組みみたいな動画で、自分から負けに行くように見える力士の動画を見たことがあるが、
それがまさかこの勝南桜(当時は服部桜)だとは思いもよらなかった。
強そうな相手(まだ髷が結えないざんばら髪)との対戦で、立ち合いすぐに自分から手をついたものの
審判に怒られて立ち合い不成立でやり直し、次は相手に当たる前に自ら五体投地(これもやり直し)、
さらには前がダメならと自分から尻餅をつく始末。(またもやり直しを指示される)
結局普通に立ち会ったが即負け。無事に怪我もせず勝負がついた。
行事も困惑していたが、これが欠場が少ない理由かもしれない。

** 追記

3/26、幕下以下の力士は一場所に7番しか取り組みをしない。
概ね2日に1番だが、場合に7番目の取り組みが13日目、14日目、15日目のいずれかになる、
服部桜の7番相撲は0勝0敗6休の沼野。
沼野は(多分)病み上がりだと思われ勝南桜に勝機があるかも、と思ったのは甘かった。
ずるずると寄り切られ、今場所も全敗で90連敗のワースト記録を更新した。


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