ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

NET&COM2007

2007-02-09 01:16:49 | IT
NET&COM2007。
日経BP社の主催、東京ビッグサイト東館4ホール5ホールで2/9まで。

別の展博だが、1ホールでは「燃料電池」についてもやっていた。
残念ながらこちらには登録しておらず、金を払ってまで見る気はないのでパス。

で、NET&COM。
目立った表示は「内部統制」「日本版SOX法」「WiMAX」「Wii」

なんでWii?
展博では、各ブースで客寄せのためのグッズ(ノベルティと呼ぶ)を配ったり、
抽選会をしたりすることがよくあるのだが、その抽選の目玉として、
Wiiを出している会社が結構あったということ。

WiMAXは、無線通信。
とは言っても無線LANとは違い数十キロをつなぐ技術。
技術的にはできているが日本の電波法の関係で実用化されていないと思っていた。

詳細については特に聞かなかったのでよく判らない。
後日、また機会があれば触れてみたい。

日本版SOX法と内部統制は関連がある。

元のSOX法はアメリカの議員サーペンス(S)、オクスリー(Ox)の頭文字。

エンロンやワールドコムが粉飾、不正経理で倒産したことを受けて作られた法。

不正経理の防止の仕組みづくりや報告を義務づけたもので、
日本でも同様の目的で法改正された。

要は大企業に粉飾決算など不正経理ができない仕組み作りと
その報告を義務付けるもので、ITの活用が謳われているし、
実際にITを活用しないと手間暇かかってしょうがない。

IT企業各社はビジネスチャンスと考えて攻勢に出ているわけだが、
今までにもSIS、BPRなど企業改革の用語が輸入されるたびに、
日本でも大騒ぎになるのだが、結局ものにならない。
しかし、今回ばかりは違う!と各社は思っているはず。

その根拠は法的に「内部統制報告書の作成」と
「内部統制報告書に対する監査証明の義務付け」が求められているからだ。
ブームに乗ってやろうとしたけど頓挫、というわけにはいかないのだ。

実際に適用になるのは、2008年度決算からのはずで、
大企業(とそのグループ企業)にとってはあまり時間がない。



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