ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

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双方向の将来性

2005-03-11 11:04:14 | IT
前置きは読まず、いきなり本題に入りたい人は、下の***まで飛ばしてください。


フジ対ライブドアの争いには、そろそろ嫌気が差してきた。

ライブドアに軍配を上げる多くの人は、革新対守旧の構図を見ているからだと思う。
だが、今の両サイドの手の打ち方は泥仕合の様相で、近々にも一般から見放され、
ニュース価値が下がってしまうのではないだろうか。

それはともかく、以前TVの双方向性は「まやかし」だと書いたので、
(どこかの゛ログへのコメントだったかもしれない)少しフォローしたい。

今のTVの双方向性がまやかしと言うのは、
TVについているモデムを利用して電話を掛けているからだ。
(デジタルTVに電話の端子がついている!!)

つまり、こちらからのデータはデジタルテレゴングみたいなもので、
リモコンで電話を操作しているに過ぎない。

データ放送などは電話を利用しない。
電波のチャネルの隙間などを利用して送られてくるデータを切り替えて出しているだけ。
これは単にチャネル数が増えたようなもので双方向性とは言い難い。

さらに言えば、デジタル放送のコピーワンスやPCとの非連携など、
既存著作権者には良くてもユーザにとって不便な制限が多い。
勿論、著作権は保護されなければならないし、不正コピーは戒められなければならない。

しかし、CDの売れ行きが悪いのは、PCのせいだとしてCCCDを作ったように、
既得権益を守るために、新しい技術を取り込むのではなく、
排除しようとするのはいかがなものか。
(私に言わせれば、CDが売れないのは、高いのが第一、良いものがないのが第2)

CDでコピーが横行したから、TV放送はガチガチにしておこうなんて、
多くの善良なユーザにとって見れば、「アツモノに懲りてナマスを吹く」ようなものだ。

と言うところで、前置きが長くなったが、気になるコラムがあった。

*************

是非、ご覧いただきたい。
読者の目を惹くためか、ライブドアが、、、となっているが、
今のTVのデジタル化の問題を鋭く突いている。

柔らかいデジタル 第30回~ライブドアがやろうと思っているかもしれないこと


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