ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

全米週末興行ベスト10  2014/11/28-11/30

2014-12-03 14:41:52 | 映画関連
毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週はハンガーゲームの第3弾「ハンガー・ゲーム3:Part1」が2週連続1位

***

1. The Hunger Games: Mockingjay - Part 1
2. Penguins of Madagascar
3. Big Hero 6
4. Interstellar
5. Horrible Bosses 2

6. Dumb and Dumber To
7. The Theory of Everything
8. Gone Girl
9. Birdman
10. St. Vincent

**

11. Beyond the Lights
12. Fury  

**

私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。

1.The Hunger Games: Mockingjay - Part 1 (★)

2週連続1位。
先週より半減ながら5690万ドルで、累計は2億2560万ドル。

前作より数字は落ちたが、落ち込みのペースはほぼ同等。
今後も同様のペースで減っていくとすれば、最終興収は3億3千万ドル程度。

ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リーアム・ヘムズワース、
ドナルド・サザーランド、スタンリー・トゥッチー、ウッディ・ハレルソンなど、連投。

モッキングジェイは架空の鳥。小説ではマネシカケスと訳している。

mocking=物まねをする、Jay=カケスと言うことのようだが、
原作では人為的に作られたオシャベリカケスとマネシツグミが
自然交配してできた新種とのことで、カットニス(ジェニファー・ローレンス)が
付けているブローチに象られた鳥がマネシカケスそのものである。

カドカワ配給で2015/6公開予定だが邦題は未定。

なお、「1」は全米公開の半年後、「2」は1か月後に日本公開となっている。
全米興収は、1、2作とも4億ドル突破しているが、日本での興収はドルベースで
1作目が500万ドルだったのに対し、2作目は170万ドルと激減。
全米外の興収合計は1作目が2億8千万ドル、2作目が4億4千万ドルだから
日本での不人気ぶりは突出。

Part2は2015/11/20全米公開予定。

**

2.Penguins of Madagascar (★★)

初登場2位。
2540万ドル。

「マダガスカル」のペンギンズが主役。
「ペンギンズ」自体はTVでも放映されている。劇場版は初。

これだけ稼げば十分、と言いたいところだが、製作費は膨大でかなり苦戦の様子。
ドリームワークス・アニメーションは、2013年より20thFOXの配給。

日本公開未定。



3.Big Hero 6 (★★★)

2位から3位にダウン。
減ったのは1割以下で1880万ドル。

累計は1億6720万ドルと製作費を超えた。
ディズニー・アニメ。
タダシがヒロに残したケアロボット「ベイマックス」

「ベイマックス」2014/12/20公開(Disney)



4.Interstellar (鑑賞済)

3位から4位にダウン。
わずかに増えて1570万ドル。累計1億4700万ドル。

クリストファー・ノーラン監督。
マシュー・マコノヒー、アン・ハザウェイ、マイケル・ケイン、ジェシカ・チャステイン。
荒廃した地球を後に新天地を求めて宇宙に。

「インターステラー」2014/11/22(WB)



5.Horrible Bosses 2 (★)

初登場5位。
1540万ドル、累計2270万ドル。

タイトルから判るように「モンスター上司」の続編。
主要メンバー続投。

邦題未定、2015年公開予定(WB)



6.Dumb and Dumber To (×)

4位から6位にダウン。
4割減って830万ドル。累計7220万ドル。

ジム・キャリー、ジェフ・ダニエルズ。
1994年の「Dumb & Dumber」の続編、おバカコメディ。
ジム・キャリーファンは、純おバカ映画にノリノリとも言われるが、
日本ではちょっと苦しい設定かも。

日本公開未定。

ちなみに前作はGAGA配給で1995年に公開され、
1996年に東宝からVHS発売、2006年にはGAGAからDVD、
2010年にWBからDVDが発売されていて、字幕や編集が違うらしい。



7.The Theory of Everything (★★)

興収3倍以上で、10位から7位にアップ。
500万ドル、累計950万ドル。

イギリス映画。
エディ・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズ。
おそらく知らない人はほとんどいない車いすの天才物理学者、
スティーブン・ホーキンス博士の物語。

大学院生の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症し、
徐々に悪化、ついには車いすの人となる。
その過程において周辺の支えにより、画期的な理論を発表していく。
本家イギリスでは、来年の元日に公開予定。

日本では東宝東和の配給で邦題/公開時期は未定。

ズバリ「スティーブン・ホーキンスの見た世界」ではどう?



8.Gone Girl (★★)

5位から8位にダウン。
興収の減は1/8程度で240万ドル。累計1億6070万ドル。

ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、タイラー・ペリー。
突然失踪した妻。必死で妻を探すも殺害を疑われる夫。

「ゴーン・ガール」2014/12/12(20thFOX)



9.Birdman (★)

9位キープ。
ほぼ同額の180万ドル。累計1720万ドル。

マイケル・キートン、エドワード・ノートン、エマ・ストーン。
かつてスーパーヒーロー「バードマン」で一世を風靡した映画俳優
リーガン(マイケル・キートン)は、舞台で起死回生をもくろむが。

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
2015/春(20thFOX)



10.St. Vincent (★)

7位から10位にダウン。
興収は1/4減って170万ドル、累計3920万ドル。

ビル・マーレー、メリッサ・マッカーシー、ナオミ・ワッツ。
隣に越してきたおばさん一家との軋轢を描くコメディ。

邦題未定、日本公開は来年秋らしい(キノ・フィルムズ)


**** 今週ベスト10圏外に落ちた作品

11.Beyond the Lights (×)

6位から11位にダウン。
4割減って150万ドル。累計1270万ドル。

ググ・バーサ・ロウ、ネイト・パーカー。
プレッシャーに押しつぶされるスーパースター、ノニ。
それを救ったのは若い警官カズだった。
ネイト・パーカーは「フライト・ゲーム」の黒人プログラマー。

日本公開未定。



12.Fury(鑑賞済)

8位から12位にダウン。
2割減の150万ドル。11位とは僅差。
累計8180万ドル。

ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、マイケル・ペーニャ、
ローガン・ラーマン、ジョン・バーンサル。
第2次大戦末期、ヨーロッパ戦線で戦車フューリーに乗った5人の戦い。

「フューリー」2014/11/28(カドカワ)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今朝の東京スカイツリー、201... | トップ | 南砂「すなも」のクリスマス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画関連」カテゴリの最新記事