毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週はハンガーゲームの第3弾「ハンガー・ゲーム3:Part1」が2週連続1位
***
1. The Hunger Games: Mockingjay - Part 1
2. Penguins of Madagascar
3. Big Hero 6
4. Interstellar
5. Horrible Bosses 2
6. Dumb and Dumber To
7. The Theory of Everything
8. Gone Girl
9. Birdman
10. St. Vincent
**
11. Beyond the Lights
12. Fury
**
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
1.The Hunger Games: Mockingjay - Part 1 (★)
2週連続1位。
先週より半減ながら5690万ドルで、累計は2億2560万ドル。
前作より数字は落ちたが、落ち込みのペースはほぼ同等。
今後も同様のペースで減っていくとすれば、最終興収は3億3千万ドル程度。
ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リーアム・ヘムズワース、
ドナルド・サザーランド、スタンリー・トゥッチー、ウッディ・ハレルソンなど、連投。
モッキングジェイは架空の鳥。小説ではマネシカケスと訳している。
mocking=物まねをする、Jay=カケスと言うことのようだが、
原作では人為的に作られたオシャベリカケスとマネシツグミが
自然交配してできた新種とのことで、カットニス(ジェニファー・ローレンス)が
付けているブローチに象られた鳥がマネシカケスそのものである。
カドカワ配給で2015/6公開予定だが邦題は未定。
なお、「1」は全米公開の半年後、「2」は1か月後に日本公開となっている。
全米興収は、1、2作とも4億ドル突破しているが、日本での興収はドルベースで
1作目が500万ドルだったのに対し、2作目は170万ドルと激減。
全米外の興収合計は1作目が2億8千万ドル、2作目が4億4千万ドルだから
日本での不人気ぶりは突出。
Part2は2015/11/20全米公開予定。
**
2.Penguins of Madagascar (★★)
初登場2位。
2540万ドル。
「マダガスカル」のペンギンズが主役。
「ペンギンズ」自体はTVでも放映されている。劇場版は初。
これだけ稼げば十分、と言いたいところだが、製作費は膨大でかなり苦戦の様子。
ドリームワークス・アニメーションは、2013年より20thFOXの配給。
日本公開未定。
*
3.Big Hero 6 (★★★)
2位から3位にダウン。
減ったのは1割以下で1880万ドル。
累計は1億6720万ドルと製作費を超えた。
ディズニー・アニメ。
タダシがヒロに残したケアロボット「ベイマックス」
「ベイマックス」2014/12/20公開(Disney)
*
4.Interstellar (鑑賞済)
3位から4位にダウン。
わずかに増えて1570万ドル。累計1億4700万ドル。
クリストファー・ノーラン監督。
マシュー・マコノヒー、アン・ハザウェイ、マイケル・ケイン、ジェシカ・チャステイン。
荒廃した地球を後に新天地を求めて宇宙に。
「インターステラー」2014/11/22(WB)
*
5.Horrible Bosses 2 (★)
初登場5位。
1540万ドル、累計2270万ドル。
タイトルから判るように「モンスター上司」の続編。
主要メンバー続投。
邦題未定、2015年公開予定(WB)
*
6.Dumb and Dumber To (×)
4位から6位にダウン。
4割減って830万ドル。累計7220万ドル。
ジム・キャリー、ジェフ・ダニエルズ。
1994年の「Dumb & Dumber」の続編、おバカコメディ。
ジム・キャリーファンは、純おバカ映画にノリノリとも言われるが、
日本ではちょっと苦しい設定かも。
日本公開未定。
ちなみに前作はGAGA配給で1995年に公開され、
1996年に東宝からVHS発売、2006年にはGAGAからDVD、
2010年にWBからDVDが発売されていて、字幕や編集が違うらしい。
*
7.The Theory of Everything (★★)
興収3倍以上で、10位から7位にアップ。
500万ドル、累計950万ドル。
イギリス映画。
エディ・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズ。
おそらく知らない人はほとんどいない車いすの天才物理学者、
スティーブン・ホーキンス博士の物語。
大学院生の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症し、
徐々に悪化、ついには車いすの人となる。
その過程において周辺の支えにより、画期的な理論を発表していく。
本家イギリスでは、来年の元日に公開予定。
日本では東宝東和の配給で邦題/公開時期は未定。
ズバリ「スティーブン・ホーキンスの見た世界」ではどう?
*
8.Gone Girl (★★)
5位から8位にダウン。
興収の減は1/8程度で240万ドル。累計1億6070万ドル。
ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、タイラー・ペリー。
突然失踪した妻。必死で妻を探すも殺害を疑われる夫。
「ゴーン・ガール」2014/12/12(20thFOX)
*
9.Birdman (★)
9位キープ。
ほぼ同額の180万ドル。累計1720万ドル。
マイケル・キートン、エドワード・ノートン、エマ・ストーン。
かつてスーパーヒーロー「バードマン」で一世を風靡した映画俳優
リーガン(マイケル・キートン)は、舞台で起死回生をもくろむが。
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
2015/春(20thFOX)
*
10.St. Vincent (★)
7位から10位にダウン。
興収は1/4減って170万ドル、累計3920万ドル。
ビル・マーレー、メリッサ・マッカーシー、ナオミ・ワッツ。
隣に越してきたおばさん一家との軋轢を描くコメディ。
邦題未定、日本公開は来年秋らしい(キノ・フィルムズ)
**** 今週ベスト10圏外に落ちた作品
11.Beyond the Lights (×)
6位から11位にダウン。
4割減って150万ドル。累計1270万ドル。
ググ・バーサ・ロウ、ネイト・パーカー。
プレッシャーに押しつぶされるスーパースター、ノニ。
それを救ったのは若い警官カズだった。
ネイト・パーカーは「フライト・ゲーム」の黒人プログラマー。
日本公開未定。
*
12.Fury(鑑賞済)
8位から12位にダウン。
2割減の150万ドル。11位とは僅差。
累計8180万ドル。
ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、マイケル・ペーニャ、
ローガン・ラーマン、ジョン・バーンサル。
第2次大戦末期、ヨーロッパ戦線で戦車フューリーに乗った5人の戦い。
「フューリー」2014/11/28(カドカワ)
今週はハンガーゲームの第3弾「ハンガー・ゲーム3:Part1」が2週連続1位
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1. The Hunger Games: Mockingjay - Part 1
2. Penguins of Madagascar
3. Big Hero 6
4. Interstellar
5. Horrible Bosses 2
6. Dumb and Dumber To
7. The Theory of Everything
8. Gone Girl
9. Birdman
10. St. Vincent
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11. Beyond the Lights
12. Fury
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私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
1.The Hunger Games: Mockingjay - Part 1 (★)
2週連続1位。
先週より半減ながら5690万ドルで、累計は2億2560万ドル。
前作より数字は落ちたが、落ち込みのペースはほぼ同等。
今後も同様のペースで減っていくとすれば、最終興収は3億3千万ドル程度。
ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リーアム・ヘムズワース、
ドナルド・サザーランド、スタンリー・トゥッチー、ウッディ・ハレルソンなど、連投。
モッキングジェイは架空の鳥。小説ではマネシカケスと訳している。
mocking=物まねをする、Jay=カケスと言うことのようだが、
原作では人為的に作られたオシャベリカケスとマネシツグミが
自然交配してできた新種とのことで、カットニス(ジェニファー・ローレンス)が
付けているブローチに象られた鳥がマネシカケスそのものである。
カドカワ配給で2015/6公開予定だが邦題は未定。
なお、「1」は全米公開の半年後、「2」は1か月後に日本公開となっている。
全米興収は、1、2作とも4億ドル突破しているが、日本での興収はドルベースで
1作目が500万ドルだったのに対し、2作目は170万ドルと激減。
全米外の興収合計は1作目が2億8千万ドル、2作目が4億4千万ドルだから
日本での不人気ぶりは突出。
Part2は2015/11/20全米公開予定。
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2.Penguins of Madagascar (★★)
初登場2位。
2540万ドル。
「マダガスカル」のペンギンズが主役。
「ペンギンズ」自体はTVでも放映されている。劇場版は初。
これだけ稼げば十分、と言いたいところだが、製作費は膨大でかなり苦戦の様子。
ドリームワークス・アニメーションは、2013年より20thFOXの配給。
日本公開未定。
*
3.Big Hero 6 (★★★)
2位から3位にダウン。
減ったのは1割以下で1880万ドル。
累計は1億6720万ドルと製作費を超えた。
ディズニー・アニメ。
タダシがヒロに残したケアロボット「ベイマックス」
「ベイマックス」2014/12/20公開(Disney)
*
4.Interstellar (鑑賞済)
3位から4位にダウン。
わずかに増えて1570万ドル。累計1億4700万ドル。
クリストファー・ノーラン監督。
マシュー・マコノヒー、アン・ハザウェイ、マイケル・ケイン、ジェシカ・チャステイン。
荒廃した地球を後に新天地を求めて宇宙に。
「インターステラー」2014/11/22(WB)
*
5.Horrible Bosses 2 (★)
初登場5位。
1540万ドル、累計2270万ドル。
タイトルから判るように「モンスター上司」の続編。
主要メンバー続投。
邦題未定、2015年公開予定(WB)
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6.Dumb and Dumber To (×)
4位から6位にダウン。
4割減って830万ドル。累計7220万ドル。
ジム・キャリー、ジェフ・ダニエルズ。
1994年の「Dumb & Dumber」の続編、おバカコメディ。
ジム・キャリーファンは、純おバカ映画にノリノリとも言われるが、
日本ではちょっと苦しい設定かも。
日本公開未定。
ちなみに前作はGAGA配給で1995年に公開され、
1996年に東宝からVHS発売、2006年にはGAGAからDVD、
2010年にWBからDVDが発売されていて、字幕や編集が違うらしい。
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7.The Theory of Everything (★★)
興収3倍以上で、10位から7位にアップ。
500万ドル、累計950万ドル。
イギリス映画。
エディ・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズ。
おそらく知らない人はほとんどいない車いすの天才物理学者、
スティーブン・ホーキンス博士の物語。
大学院生の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症し、
徐々に悪化、ついには車いすの人となる。
その過程において周辺の支えにより、画期的な理論を発表していく。
本家イギリスでは、来年の元日に公開予定。
日本では東宝東和の配給で邦題/公開時期は未定。
ズバリ「スティーブン・ホーキンスの見た世界」ではどう?
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8.Gone Girl (★★)
5位から8位にダウン。
興収の減は1/8程度で240万ドル。累計1億6070万ドル。
ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、タイラー・ペリー。
突然失踪した妻。必死で妻を探すも殺害を疑われる夫。
「ゴーン・ガール」2014/12/12(20thFOX)
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9.Birdman (★)
9位キープ。
ほぼ同額の180万ドル。累計1720万ドル。
マイケル・キートン、エドワード・ノートン、エマ・ストーン。
かつてスーパーヒーロー「バードマン」で一世を風靡した映画俳優
リーガン(マイケル・キートン)は、舞台で起死回生をもくろむが。
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
2015/春(20thFOX)
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10.St. Vincent (★)
7位から10位にダウン。
興収は1/4減って170万ドル、累計3920万ドル。
ビル・マーレー、メリッサ・マッカーシー、ナオミ・ワッツ。
隣に越してきたおばさん一家との軋轢を描くコメディ。
邦題未定、日本公開は来年秋らしい(キノ・フィルムズ)
**** 今週ベスト10圏外に落ちた作品
11.Beyond the Lights (×)
6位から11位にダウン。
4割減って150万ドル。累計1270万ドル。
ググ・バーサ・ロウ、ネイト・パーカー。
プレッシャーに押しつぶされるスーパースター、ノニ。
それを救ったのは若い警官カズだった。
ネイト・パーカーは「フライト・ゲーム」の黒人プログラマー。
日本公開未定。
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12.Fury(鑑賞済)
8位から12位にダウン。
2割減の150万ドル。11位とは僅差。
累計8180万ドル。
ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、マイケル・ペーニャ、
ローガン・ラーマン、ジョン・バーンサル。
第2次大戦末期、ヨーロッパ戦線で戦車フューリーに乗った5人の戦い。
「フューリー」2014/11/28(カドカワ)
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