2022/10/14、ユナイテッドシネマ豊洲。8番スクリーン。
H列を取りたかったが、列中央が埋まっていたので、G列を選択。
*
松坂桃李、清野奈々、近藤正臣、山田 裕貴、内田理央
*
「耳すま」こと「耳をすませば」と言えば、私にとっては、ジブリスタジオのアニメ映画(1995年)だが、
実は見たことがない。
したがって、アニメ版と比較するなどはおこがましい話だが、アニメ版は、中学3年の月島雫と、
同級生の天沢 聖司の淡い恋物語。
天沢聖司は聖司は、バイオリン職人になるため2か月間イタリアに留学し、その後帰国して月島雫に告白。
(中3なのに)将来の結婚の約束をしてハッピーエンドと言った感じ。
*
今作は、その10年後と、中3時代の二人の関係を行きつ戻りつしつつ恋の波乱を描いていく。
10年後、天沢聖司は、バイオリン職人ではなく、プロのチェリストを目指して、中卒でイタリアに移住後、
腕を磨いて、弦楽四重奏を率いるまでになる。
一方の月島雫は、中学時代からの小説家を夢見て、コンテストに応募しているがいずれも落選。
出版社の仕事もうまくいかず、パワハラ時代錯誤編集長に叱られてばかり。
親友でシェアハウスに一緒に住む原田夕子(内田理央)は、かつて月島雫に告白した杉村竜也( 山田裕貴)と
結婚することになり、シェアハウスを出ていくことが決まっている。
編集長の指摘を受けて作家の園村(田中圭)に作品の訂正を依頼。
不本意ながら、本音を隠して対応し、担当を外されてしまう。
気が滅入る月島雫は、意を決してイタリアに天沢聖司に会いに行くことを決めるが、行った先でも、
自分の居場所がないと感じてしまう。
果たして恋の行方は。
*
原作は少女漫画で中学生の淡い恋。
それはそれでいいと思うが、10年後の設定が、いまいち共感できなかった。
いくら設定が20年以上前とはいえ、あいまいなまま、「10年もの遠距離恋愛」が成立するのだろうか。
聖司もイタリアでは、はっきりしないし、雫も引っ込み思案すぎる。
それに、サラはどうなってしまったのか。あのままだと、とんだ笑い者だ。
*
当時は職場でたばこぷかぷかも、公開叱責も、熱血上司もごく普通だっただろうとは思うが、
映画の設定として、今の時代に受け入れられるかは疑問。
緑色の公衆電話や、テレカも若い子は知らんだろう。
田中裕貴が引っ越しで使う青のホンダのカブリオレは確か「シティ・カブリオレ」
すれ違ってやってくる郵便バイクはエンジン駆動のカブ。
(現在の郵便バイクは電動)
服装も古いし、時代こうしようと言うか大道具小道具は大変だったろう。
松坂桃李はチェロを弾けるのかどうかはわからないが、音と動きはよく合っていた。
(弓の動きが不自然なのは、目をつぶるとして)
1998年当時。
物書きはまだ紙の原稿用紙と鉛筆を使っていたのだろうか。知りませんけど。
**
全くの余談だが、携帯が一気に普及したのは1995年の阪神淡路大震災がきっかけ。
パソコンが、多くの人に使われるようになったのは1990年のWindows3.1がきっかけ。
1998年だと1995年11月末近くに出て、爆発的に売れたWindows95が一般的だったと思う。
それより以前からワープロは業務では普通に使われており、原稿を推敲する人にとって、追加、修正、削除はもとより、
入れ替え、複製などが容易に行えるワープロソフトは大変重宝していたと思う。
文筆家を目指すならぜひ欲しいところではないだろうか。
それとも10年も執筆をつづけているとはいえ、素人にとって個人用と言えどもPCなど論外。
やはり紙と鉛筆でしょう、ということなのだろうか。
田中圭の原稿はプリンタで出されたものの様だったけど。
H列を取りたかったが、列中央が埋まっていたので、G列を選択。
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松坂桃李、清野奈々、近藤正臣、山田 裕貴、内田理央
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「耳すま」こと「耳をすませば」と言えば、私にとっては、ジブリスタジオのアニメ映画(1995年)だが、
実は見たことがない。
したがって、アニメ版と比較するなどはおこがましい話だが、アニメ版は、中学3年の月島雫と、
同級生の天沢 聖司の淡い恋物語。
天沢聖司は聖司は、バイオリン職人になるため2か月間イタリアに留学し、その後帰国して月島雫に告白。
(中3なのに)将来の結婚の約束をしてハッピーエンドと言った感じ。
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今作は、その10年後と、中3時代の二人の関係を行きつ戻りつしつつ恋の波乱を描いていく。
10年後、天沢聖司は、バイオリン職人ではなく、プロのチェリストを目指して、中卒でイタリアに移住後、
腕を磨いて、弦楽四重奏を率いるまでになる。
一方の月島雫は、中学時代からの小説家を夢見て、コンテストに応募しているがいずれも落選。
出版社の仕事もうまくいかず、パワハラ時代錯誤編集長に叱られてばかり。
親友でシェアハウスに一緒に住む原田夕子(内田理央)は、かつて月島雫に告白した杉村竜也( 山田裕貴)と
結婚することになり、シェアハウスを出ていくことが決まっている。
編集長の指摘を受けて作家の園村(田中圭)に作品の訂正を依頼。
不本意ながら、本音を隠して対応し、担当を外されてしまう。
気が滅入る月島雫は、意を決してイタリアに天沢聖司に会いに行くことを決めるが、行った先でも、
自分の居場所がないと感じてしまう。
果たして恋の行方は。
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原作は少女漫画で中学生の淡い恋。
それはそれでいいと思うが、10年後の設定が、いまいち共感できなかった。
いくら設定が20年以上前とはいえ、あいまいなまま、「10年もの遠距離恋愛」が成立するのだろうか。
聖司もイタリアでは、はっきりしないし、雫も引っ込み思案すぎる。
それに、サラはどうなってしまったのか。あのままだと、とんだ笑い者だ。
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当時は職場でたばこぷかぷかも、公開叱責も、熱血上司もごく普通だっただろうとは思うが、
映画の設定として、今の時代に受け入れられるかは疑問。
緑色の公衆電話や、テレカも若い子は知らんだろう。
田中裕貴が引っ越しで使う青のホンダのカブリオレは確か「シティ・カブリオレ」
すれ違ってやってくる郵便バイクはエンジン駆動のカブ。
(現在の郵便バイクは電動)
服装も古いし、時代こうしようと言うか大道具小道具は大変だったろう。
松坂桃李はチェロを弾けるのかどうかはわからないが、音と動きはよく合っていた。
(弓の動きが不自然なのは、目をつぶるとして)
1998年当時。
物書きはまだ紙の原稿用紙と鉛筆を使っていたのだろうか。知りませんけど。
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全くの余談だが、携帯が一気に普及したのは1995年の阪神淡路大震災がきっかけ。
パソコンが、多くの人に使われるようになったのは1990年のWindows3.1がきっかけ。
1998年だと1995年11月末近くに出て、爆発的に売れたWindows95が一般的だったと思う。
それより以前からワープロは業務では普通に使われており、原稿を推敲する人にとって、追加、修正、削除はもとより、
入れ替え、複製などが容易に行えるワープロソフトは大変重宝していたと思う。
文筆家を目指すならぜひ欲しいところではないだろうか。
それとも10年も執筆をつづけているとはいえ、素人にとって個人用と言えどもPCなど論外。
やはり紙と鉛筆でしょう、ということなのだろうか。
田中圭の原稿はプリンタで出されたものの様だったけど。
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