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大相撲三月場所、十三日目

2021-03-26 22:32:18 | スポーツ
十三日目。


さあ、面白くなってまいりました。

昨日の記事の最後の方。
「一方の高安は、役力士との対戦は終わり、明日は若隆景。」
「若隆景は貴景勝と正代に勝ってはいるが、大きい力士につかまるとやばい。」
「ただ、このところ6連勝で調子を上げているだけに高安に勝つようなことがあれば優勝争いは一気に混沌。」
とは書いたが、私自身高安が負けるとは思っていなかった。

優勝の行方を大きく左右する高安対若隆景の一戦。
立ち会い鋭く突っ込む若隆景に高安も押し返し、首根っこを押しつけるが若隆景も耐える。
高安は休まず攻め、若隆景は土俵際に追い込まれ一瞬腰が入りそうになったがうまく回り込む。
若隆景はこの後も二度三度と土俵際に追い込まれながら回り込んで逃げ、左を差すと同時に一気に押し込む。
高安は体を開いて小手に振るが、若隆景を土俵外に投げ飛ばすより早く右足が裏返り転倒。
若隆景の勝ち(決まり手は寄り倒し)で高安は痛恨の3敗目(10勝)

今日からは三大関の星のつぶし合いと照ノ富士との対戦の同時進行。
今日の大関対決は貴景勝と朝乃山。
角番脱出はしたものの8勝では物足りない貴景勝と、優勝争いに踏みとどまるために負けられない朝乃山。
立ち合いから突き押しに徹する貴景勝を捕まえに行ったものの突っ張り合いに付き合う朝乃山。
貴景勝が一瞬背中を見せたのを好機とみた朝乃山は体勢が悪いまま押し込もうとし叩かれて敢え無く転がった。
これで両大関とも9勝4敗。
朝乃山は優勝争いから実際の星差以上に大きく後退。

照ノ富士対大関シリーズ、今日は正代。
買って高安に追いつきたい照ノ富士と勝ち越しにこぎつけたい正代。この一戦もどちらも負けられない。
立ち会い棒立ち気味のくせのある正代に、照ノ富士は低く当たって両まわしを引きつけ、そのまま一気に寄り切り。
正代の勝ち越しはお預けとなり、照ノ富士は高安に並んで優勝争いトップタイ、そして念願の10勝目。

明日14日目の大関大戦シリーズは正代対貴景勝。
照ノ富士対大関シリーズは朝乃山との一戦。このところ朝乃山には4連勝中。
11勝で大関2力士撃破となれば大関復帰に弾みがつくので、是が非でも勝ちたいところ。。
一方の高安は翔猿。先場所は対戦がないが、先々場所は苦杯をなめている。

千秋楽は、照ノ富士は貴景勝、高安は隆の勝との対戦が予想される。
先場所は貴景勝が照ノ富士と当たる前に休場したが、その前の2場所は1勝1敗。
高安は隆の勝に先場所先々場所と連敗している。



十両は、4人の4敗同士の対決で、2人は脱落必至。


炎鵬対貴源治は貴源治が突き倒しで炎鵬を土俵下に突き落とした。
石浦対白鷹山は寄り切りで白鷹山の勝ち。
3敗の千代丸が幕内で琴恵光に敗れたため、4敗3人の争いとなっている。

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