ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

試写会「白雪姫と鏡の女王」@よみうりホール

2012-09-12 08:39:33 | 映画感想
2012/9/7、よみうりホール。

ジュリア・ロバーツ、リリー・コリンズ、アーミー・ハマー、ネーサン・レイン

**

昔々、雪のように白く黒い髪の女の子=白雪姫を生んだお妃が死亡。
遺された王は、新しいお妃をもらいましたが、森の中で行方知れずに。

新しいお妃は白雪姫を軟禁状態にして贅沢三昧。
おかげで豊かだった国は疲弊し、人々は酷税にあえぐ毎日でした。
女王(ジュリア・ロバーツ)の資産も底を突き、国自体が破産寸前。

そんな中、お供を連れて冒険の旅をしている王子アルコット(アーミー・ハマー)は、
魔物がすむと言う森で巨人=実は小人に襲われて、身ぐるみはがされてしまう。

一方18歳の誕生日を迎えた白雪姫は、侍女たちからささやかなお祝いを受け、
密かに町の様子を窺いに行く途中、情けない格好の王子たちを助ける。

王子は半裸で女王の城に着いたが金持ち国だと分かり、
女王が王子の気を引くための舞踏会費用のため増税(名目は森の魔物退治)を布告。
白雪姫は憤慨、舞踏会をつぶそうとして王子と再会したものの、
女王にばれて魔物の森で殺されることに。

さて、この後白雪姫は7人の小人と遭遇することになるが、
女王の追撃を逃れることができるでしょうか。
そして王子との恋の行方は。



最後はリリー・コリンズのまるでボリウッドサウンドのような
エンディングテーマで歌って踊って大騒ぎ。

**

魔法の鏡、魔物の森、7人の小人、王子とのキス、毒りんご等々、
基本のアイテムや事象は押さえてあるが、
内容は全くオリジナルと言っていいほどおとぎ話とはずれている。
冒頭の経緯説明のセリフ部分もふざけてるし。

肝心の「鏡よ、鏡。世界で一番美しいのは誰?」のセリフもなし。
(Mirror, mirror on the wall. Who is the fairest of them all?)
(原題でもある「Mirror Mirror」は言う)

「スノーホワイト」と対比してみるのもまた一興。

ジュリア・ロバーツは鏡の魔女よりも老婆のメイクの方がずっと合っていた。
リリー・コリンズは映画のためのゲジゲジ眉だと思っていたが、素みたいですね。
なお、彼女の父親はジェネシスのボーカル、フィル・コリンズ。

シxXX・XーXが出てきたのにはびっくり。

衣装担当は故石岡瑛子。
ちょっとどうかなという奇抜なものもあるが、色使いやデザインなど
多分制約が多かったと思われる「インモータルズ」よりずっときれいだった。



ところで、試写会には息子と行ったが「スノーホワイト」と勘違いしていて、
白雪姫がいつ甲冑を着て出てくるんだ、とずっと思っていたらしい。

それ、クリステン・スチュアートだから。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今朝の東京スカイツリー、201... | トップ | DVD「風の谷のナウシカ」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画感想」カテゴリの最新記事