巨大地震発生で変わる電力使用への意識 節電された街、7割以上が「差し支えない」(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
節電…暗い道・動かぬエスカレーター 障害者「外出怖い」(産経新聞) - goo ニュース
先日調光対応のLED電球の話を書いたが、
白熱球やレフ球などをLED電球に替えるというのはいいアイデアだと思う。
明るさを確保できて、電力消費は減らせる。
但し、安くなったとはいえ、まだまだ高いので、個人宅ならいざ知らず、
店舗などで一斉に替えるとなると一気には難しいかもしれない。
それに今までどちらかと言うと明るすぎ感のある店舗も少なくなく、
多少電灯の数を減らしたって日常生活に支障があるわけではない。
しかし、この「日常生活に支障が無い」を健常者の視点だけで見てないか、
というのは、ちょっとした目から鱗だった。
障害を持っている人にとって、その障害はパーマネントなものだけでなく、
テンポラリーなものも含めてだが、
節電が「不便」を通り越して「危険」でないかちゃんと見たか、ということ。
例えば、明るすぎるのを減らす、必要ないところを照らすのを止めるのは良いが
暗がりを作ったり、案内板など必要なものまで照明を落としていないか。
近視でなくても薄暗いと見えにくくなるが、
近眼の場合、夕方、いわゆる薄暮の時間帯は特に視力が落ちる。
暗いと色の識別も難しくなるので視力に障害のある方ならなおさらだろう。
また、例えば、エレベーターが無いと不便だ。
稼働するエレベータの数を減らすことまでは良い。
しかし、エレベーターが全部止まってしまうと、
車いす使用者にとって「不便」のレベルに留まらない。
危ないと思ったら出なけりゃいい、と言うことでは済まない。
3月の地震の際も車いすで外出されていた方がおられたが、
暫く部屋に帰れない状態となり、改めて思い知った。
先日までうちの息子も松葉づえだったし、杖が取れても階段はしばらく無理だった。
「じゃあ、何もするなと言うことか。」
いやいや、そうじゃない。
手許、足元、頭上等安全確保に十分留意しましょう、ということ。
必要な時に安全が確保できるような仕掛けでいい。
非常灯は常時点灯が常識だが、非常時に点灯すればいいので、
停電になると自動的に点く懐中電灯のような仕組みでもいいはずだ。
それからやり方もある。
前述のように、灯りを消すだけでなく省電力のものに替えるのも一つの方法。
いずれにしてもせっかく良かれと思ってやることだから、
2次災害を生まないようにしましょう。
節電…暗い道・動かぬエスカレーター 障害者「外出怖い」(産経新聞) - goo ニュース
先日調光対応のLED電球の話を書いたが、
白熱球やレフ球などをLED電球に替えるというのはいいアイデアだと思う。
明るさを確保できて、電力消費は減らせる。
但し、安くなったとはいえ、まだまだ高いので、個人宅ならいざ知らず、
店舗などで一斉に替えるとなると一気には難しいかもしれない。
それに今までどちらかと言うと明るすぎ感のある店舗も少なくなく、
多少電灯の数を減らしたって日常生活に支障があるわけではない。
しかし、この「日常生活に支障が無い」を健常者の視点だけで見てないか、
というのは、ちょっとした目から鱗だった。
障害を持っている人にとって、その障害はパーマネントなものだけでなく、
テンポラリーなものも含めてだが、
節電が「不便」を通り越して「危険」でないかちゃんと見たか、ということ。
例えば、明るすぎるのを減らす、必要ないところを照らすのを止めるのは良いが
暗がりを作ったり、案内板など必要なものまで照明を落としていないか。
近視でなくても薄暗いと見えにくくなるが、
近眼の場合、夕方、いわゆる薄暮の時間帯は特に視力が落ちる。
暗いと色の識別も難しくなるので視力に障害のある方ならなおさらだろう。
また、例えば、エレベーターが無いと不便だ。
稼働するエレベータの数を減らすことまでは良い。
しかし、エレベーターが全部止まってしまうと、
車いす使用者にとって「不便」のレベルに留まらない。
危ないと思ったら出なけりゃいい、と言うことでは済まない。
3月の地震の際も車いすで外出されていた方がおられたが、
暫く部屋に帰れない状態となり、改めて思い知った。
先日までうちの息子も松葉づえだったし、杖が取れても階段はしばらく無理だった。
「じゃあ、何もするなと言うことか。」
いやいや、そうじゃない。
手許、足元、頭上等安全確保に十分留意しましょう、ということ。
必要な時に安全が確保できるような仕掛けでいい。
非常灯は常時点灯が常識だが、非常時に点灯すればいいので、
停電になると自動的に点く懐中電灯のような仕組みでもいいはずだ。
それからやり方もある。
前述のように、灯りを消すだけでなく省電力のものに替えるのも一つの方法。
いずれにしてもせっかく良かれと思ってやることだから、
2次災害を生まないようにしましょう。
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