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江東区の新型コロナウィルスワクチン接種券

2021-05-05 17:20:22 | 闘病・治療
接種の進め方にはいろいろ議論があったようだが、結局は住民に接種券を配布することになり、
区では4/22ごろから65再支持用の高齢者に接種券の郵送が始まった。

中身は結構たくさんあって、まずは接種券の本体。


続いて予診票。何枚かのノーカーボン複写紙だった気がする。


右上に「クーポン貼付」と書いてある枠があるが、住民がクーポンを貼ってはいけないようだ。
説明をよく読まないで貼ってしまう人がいっぱい出るんじゃないかと思う。

続いて、ワクチンの説明文。
表と


裏。


こまごまと書かれているけどよくわからない。

続いて、予診票の書き方。
1ページ目。


「クーポンは貼らないでください」とは書いてあるが、SE的な目で見ると不親切と言わざるを得ない。
説明書に書いておけばいいだろうというのはあまりにも甘い。
もともと「クーポン貼付」ではなく、「医師がクーポンを貼ります」「クーポンは医療関係者が貼ります」
などにしておけばいいし、説明でも同じことを書く。これがフールプルーフ。
仮にクーポンを間違って貼ってしまっても、きれいにはがして貼り直しができる粘着剤にする。これがフェイルセーフ。

2ページ目。


さて、ここからが肝心で接種予約の仕方。
1ページ目は、段取りの説明


2ページ目。集団接種会場の案内。


3ページ目に具体的なネット予約の操作方法の説明。


ここが大問題で、一回り小さく「初回はメールアドレスなどの・・・」とある。
つまり、本人確認をいわゆる2段階認証で行うために、まずは初回ログインでメールアドレスを登録。
「確認メールを送る」を押すことで、いま登録したメールアドレスに確認メールが届くので、そのリンクをクリックして
もう一度同じログイン操作を行う。
ここで初めて、予約会場を選択し、日時を選択すると言うことになる。

この初回ログインも予約開始日の5/6からしかできない。
予約サイト自体は既にできていて、4月にはアクセスできていたが、(入力はできるがログインはできない)
先ほど確認したらできなくなっていた。

つまり、初日はアクセスが集中して初回ログインに時間がかかり、やっと入力してもなかなか確認メールが届かず、
やっとどいたメールのリンクをクリックしてもなかなかつながらず、やっとつながったと思ったら、すでに
初回予約分の26400人の枠が埋まっている、という状態になりそうだ。

しかも、予約登録は初回アクセスも含めて複数人をまとめて行うことはできず、ひとりずつやる。
高齢者が複数いるご家庭は、全員が同日同場所での接種予約ができると考える方が甘く、ばらばらになってしまう可能性が高い。
矍鑠たる高齢者の場合は問題ないが、付き添いが必要だとか、送迎が必要だとかの場合はご家族が二度手間三度手間になるし、
家族の中で運よく予約できた人と、運悪く何度も失敗して一向に予約できない人が混在する可能性が高い。

後先が発生するのはある程度はやむを得ないとしても混乱が目に見えているというか文句が出るのは必至で、
文句を言われてもどうしようもない自治体職員がさらにストレスを抱えること間違いなし。

最後のページは注意事項など。


果たして明日はどうなりますか。

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