結果はご承知の通り、田仁智(チョン・インジ)の優勝。
スコアは通算12アンダー。
最終日は一つ落としたものの、2位の上田桃子に4打差の快勝。
3位のイ・ボミが4アンダーですから、楽勝と言っていいかもしれません。
最終日は多くの選手がスコアを落とし、60台は飯島茜ただ一人。
2番手が三塚優子の70。
4日間の各ホールの難易度を全選手のスコアから計算すると図のようになる。
4日間とも傾向はほぼ同じだが、大きく違っているのが最終日の上りホール。
それまでは16番が難しく、17番18番と難易度が下がっていったのに対し、
最終日は18番が大きく上がっている。
18番がせっかくロングホールなのにここでの大逆転は難しかったということだ。
もっともここで順位の上げ下げを狙えたのは3位以下の選手で、
トップとはすでに大幅な差がついていたから、18番がたとえサービスホールでも
優勝争いという点では大した意味はなかったが。
3位はイ・ボミ。
4位タイには飯島茜、三塚優子、青木瀬令奈、ジェシカ・コルダ。
穴井詩、8位タイ。
不動裕理、堀琴音、12位タイ。
申智愛(シン・ジエ)、18位タイ。
藤本麻子、森田理香子、20位タイ。
原江里菜、25位タイ。
宮里美香、渡邉彩香、27位タイ。
ローアマは蛭田みな美、44位タイ。
永井花奈は大荒れで57位に沈み逆転を許した。
ところで、気になるのは、田仁智(チョン・インジ)がJLPGAツアーに参戦してくるかどうか。
今大会の賞金総額は1億2千万円で、優勝賞金はいつもより高率の総額の20%で
2400万円! 一発で悠々来季シード圏内に入れる金額だ。
メジャー大会(公式戦)優勝では翌年から3年のシード権が得られる。
追記に書いたようにJLPGAメンバーでもなくTPD登録選手でもない彼女は
対象外のようだし、以前はツアー優勝=プロテスト免除だった特典もなくなってしまった。
本人は大学卒業してから考えると言っているようだが、
今後JLPGAに本格参戦するかどうかは別として、結果論ではあるが
選手登録していればよかったと思えるほど、3年シードは大きい。
もちろん登録料など経費が掛かるが、彼女の実力から考えれば屁でもない。
現役大学生女子プロゴルファーだっていくらでも事例があるわけだし、
今後のことを考えても登録しておいて損はないと思うのは私だけだろうか。
**追記
3年のシード権に関しては、コメントをいただいたように、
「優勝した時点で」LPGA会員であるか、TPD単年度登録選手であるかが
条件であると思われるので、対象外の可能性が高いようだ。
そもそも、シード対象の賞金獲得額についても計算の対象外だから
仮にTPD登録しても即来年のシード権が得られるわけではない。
ただし、TPD登録すれば少なくとも今年のツアーには出場できるので、
今後の活躍次第でシード権を取ることは十分可能と思われる。
また、リコーカップは昨年でも勝みなみ(a)や李美香(イ・ミヒャン)など
非LPGA登録選手でも出場資格があり、出場が期待される。
野球でもサッカーでも相撲でも(多分ほかの多くの競技でも)
ルール上外国人選手に対する参入障壁はあるわけで、
ゴルフだけを殊更どうこう言うわけではないが、なんとなく違和感を感じる。
スコアは通算12アンダー。
最終日は一つ落としたものの、2位の上田桃子に4打差の快勝。
3位のイ・ボミが4アンダーですから、楽勝と言っていいかもしれません。
最終日は多くの選手がスコアを落とし、60台は飯島茜ただ一人。
2番手が三塚優子の70。
4日間の各ホールの難易度を全選手のスコアから計算すると図のようになる。
4日間とも傾向はほぼ同じだが、大きく違っているのが最終日の上りホール。
それまでは16番が難しく、17番18番と難易度が下がっていったのに対し、
最終日は18番が大きく上がっている。
18番がせっかくロングホールなのにここでの大逆転は難しかったということだ。
もっともここで順位の上げ下げを狙えたのは3位以下の選手で、
トップとはすでに大幅な差がついていたから、18番がたとえサービスホールでも
優勝争いという点では大した意味はなかったが。
3位はイ・ボミ。
4位タイには飯島茜、三塚優子、青木瀬令奈、ジェシカ・コルダ。
穴井詩、8位タイ。
不動裕理、堀琴音、12位タイ。
申智愛(シン・ジエ)、18位タイ。
藤本麻子、森田理香子、20位タイ。
原江里菜、25位タイ。
宮里美香、渡邉彩香、27位タイ。
ローアマは蛭田みな美、44位タイ。
永井花奈は大荒れで57位に沈み逆転を許した。
ところで、気になるのは、田仁智(チョン・インジ)がJLPGAツアーに参戦してくるかどうか。
今大会の賞金総額は1億2千万円で、優勝賞金はいつもより高率の総額の20%で
2400万円! 一発で悠々来季シード圏内に入れる金額だ。
メジャー大会(公式戦)優勝では翌年から3年のシード権が得られる。
追記に書いたようにJLPGAメンバーでもなくTPD登録選手でもない彼女は
対象外のようだし、以前はツアー優勝=プロテスト免除だった特典もなくなってしまった。
本人は大学卒業してから考えると言っているようだが、
今後JLPGAに本格参戦するかどうかは別として、結果論ではあるが
選手登録していればよかったと思えるほど、3年シードは大きい。
もちろん登録料など経費が掛かるが、彼女の実力から考えれば屁でもない。
現役大学生女子プロゴルファーだっていくらでも事例があるわけだし、
今後のことを考えても登録しておいて損はないと思うのは私だけだろうか。
**追記
3年のシード権に関しては、コメントをいただいたように、
「優勝した時点で」LPGA会員であるか、TPD単年度登録選手であるかが
条件であると思われるので、対象外の可能性が高いようだ。
そもそも、シード対象の賞金獲得額についても計算の対象外だから
仮にTPD登録しても即来年のシード権が得られるわけではない。
ただし、TPD登録すれば少なくとも今年のツアーには出場できるので、
今後の活躍次第でシード権を取ることは十分可能と思われる。
また、リコーカップは昨年でも勝みなみ(a)や李美香(イ・ミヒャン)など
非LPGA登録選手でも出場資格があり、出場が期待される。
野球でもサッカーでも相撲でも(多分ほかの多くの競技でも)
ルール上外国人選手に対する参入障壁はあるわけで、
ゴルフだけを殊更どうこう言うわけではないが、なんとなく違和感を感じる。
3年シードが与えられるのは、LPGA会員か、
既に単年登録をしている選手が対象で、
田仁智さんの場合は対象にならないと思います。
「もし「LPGAツアー競技優勝者」の資格で、今後の日本ツアーへ出場するためには、4週後の6月5日までに「TPD単年登録」を完了しなければならない」とあり、
公式戦優勝については触れられていません。
でんさんのおっしゃるように、「優勝した時点で」LPGA会員か、TPD単年登録選手が3年シード対象だと思われます。
申智愛(シン・ジエ)のケースでも未登録時のヨコハマタイヤは優勝回数にも出場試合数にも獲得賞金にもカウントされていません。
そういうルールだと言えばそれまでですが、狭量だと思うのは私だけでしょうか