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鳥のささみの燻製を作った

2021-12-13 23:24:10 | 食べ物
一斗缶による自作のスモーカーを多用していたのだが、全部つぶして捨ててしまったので、一度に大量の燻製は作れない。
最近はガスコンロと鉄なべで細々と作るだけ。

燻製には温度によって熱燻、温燻、冷燻があり、この順に設備が大変になる。
つまり、熱燻が最も簡単。

燻製は簡単っちゃあ簡単なのだが、面倒っちゃあ面倒。
そこそこでいいなら誰でも簡単に作れるが、それでも下こしらえが大変。

今回は鳥のささみを使用。

1:まず鳥のささみを洗ってペーパータオルで水をふき取っておく。
  筋(腱)は取らない。ヘタに取ろうとするとささみ自体がばらばらに。

2:ソミュール液(つけ汁)を作る。今回は3種の味付けを行った。
 a:塩ソミュール液
   要は塩水である。塩、砂糖、水をよく混ぜたもの。
   塩は水の3%ぐらいかな。砂糖は適量、お好み次第と言うか甘いと思わない程度。
   シールパックに鶏肉を入れ、塩ソミュール液で浸す。
   ぎりぎりまで入れなくてよいが、空気はできるだけ抜く。
   この時ストローで中の空気を吸う人がいるが止めた方がいい。もっといい手がある。
 b:醤油ソミュール駅
   これも今回は目分量。水に醤油と砂糖を加え、ほんのりと砂糖醤油の味にする。
   大人向けに胡椒とローリエを何枚か加える。
   ちなみにうちは業務用のローリエ(100グラム入り)を使っている。
   スーパーでハーブコーナーに打っているのと比べるとサイズと形は悪いが、価格は激安。
   シールパックに鶏肉を入れソミュール液で浸すのは同じ。
 C:塩胡椒
   鶏肉をペーパータオルの上に置き、両面に塩胡椒を振る。
   うちでは塩豚も時々作るが、それよりは塩は少なめで、すり込まず振りかけるだけ。
   ただし、塩が沁み込む程度に多めに振る。
   新しいペーパータオルで3重ぐらいにささみを包み、さらにラップする。

3:味を沁みこませる。
 ソミュール液に浸したものは万が一漏れても大丈夫なように、うちでは肉の入っていた発泡スチロールトレーを利用。
 トレーは肉などが残らないようによく洗って乾かしておく。
 冷蔵庫で最低1日、出来れば2日3日置く。今回は液が薄めだったので6日ほど置いた。
 塩胡椒したものは、あまり漏れることはないが、念のためトレーなどを利用して冷蔵庫保管。
 豚なら毎日ペーパータオルを交換するが鳥はそこまで水が出ないので2日に1回とした。

4:塩抜き
 ソミュール液に浸したものは袋から出し、ペーパータオルで水気を取ってから干し器(干しネット)に入れる。
 塩胡椒は軽く洗って浄水に漬ける。この時流水を使うのが一般的なようだが、うちはつけ置くだけ。
 塩抜き過ぎると味がスカスカだし、塩抜き不足だと塩っ辛い。
 5,6時間ごとに肉の端を少し切って焼き、味を確認し、少ししょっばいかも、程度になればいい。
 塩抜きができたら水から出し、水気を取ってから干し器(干しネット)に入れる。

5:乾燥
 干し器を風通しの良い直射日光の当たらないところで乾燥させる。
 今の時期は問題ないと思われるが、夏場などは虫に注意。蠅が寄ってくる。
 夜は室内に入れ、最低6時間、出来れば24時間乾かし表面の水気がなくなるまで乾かす。



これで材料が完成。

後は燻製だが、疲れてきたので続きは別に。

尚、完成品は左から「塩胡椒」「醤油ソミュール」「塩ソミュール」。
作り方は完全自己流ですし、私のやり方をご紹介しているだけなので、何かあっても責任は取れません。
参考にされる場合は、自己責任でお願いします。
もし、まねされるときは衛生に気を付けることはもちろん、味についてもクレームは一切受け付けません。

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