9/27、新宿厚生年金会館での開催。
17:30開場、19:00開演。
ここでの試写会は人が大勢並び、30分では入りきれないことが多いが
それでも開場から開演まで1時間半もあるのは異例。
おそらくは、荷物検査があるので普段より時間がかかるとみたんでしょう。
それが正解だったかどうかは別として、
17:50についた時は、会館の外には誰もおらず、
一瞬、やってんのかな?と思ったほどだ。
2062席のキャパを誇る場内もその時点はまだガラガラだった。
***
予告もありました。
「スターダスト」「マイティ・ハート」のずっこけ2連発。
ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ガーナー、クリス・クーパー。
***
オープニング・タイトルで、アラビア半島の政治的な経過が示される。
この地域の石油でアメリカが利権を握り、産油国の経済的発展があり、
湾岸戦争を契機にアルカイーダらの過激派とアメリカの対立が激化、
ついには2001/9/11に至る。
サウジアラビア王国が主たる舞台。
タイトルのキングダムは、このサウジアラビア「王国」のことである。
サウジアラビアの首都、外国人居住区。
警察官と多くの警備兵に守られ、外界から切り離された地域。
多くのアメリカ人の家族がソフトボールに興じている中、
警察官の制服を着た2人組の男が、警官を射殺してジープを奪い、
車を走らせながら、機関銃を乱射し始める。
逃げ惑う人々、もう一人の偽警官が人々を誘導しながら自爆する。
最初の2人組は警官に射殺されるが、現場はパニック。
大勢のけが人が運び込まれたホテルの駐車場から、
現地のFBI捜査官はアメリカにいる捜査官
フルーリー(ジェイミー・フォックス)に捜査に来るよう電話する。
しかし、ここまでがおとりだった。
けが人と救助隊でごった返す駐車場で大爆発が起こり、
100人を超す死者を出したのだ。
アルカイダのメンバー、アブ・ハムサを首謀者とする反米テロであると
目されながら、アメリカは腰が引けて手が出せない。
FBIは独自の手段を使って、フルーリーと、
医学捜査官のメイズ(ジェニファー・ガーナー)、
爆発物専門官のサイクス(クリス・クーパー)、
情報分析官のレビット(ジェイソン・ベイトマン)
の4人をリヤドに送り込んだ。
宗教や現地の捜査体制の壁、許された時間はたった5日間。
アルカイーダに心情的に賛同する人もおり、反米感情は強い。
はたして4人はアブ・ハサムを追い詰めることはできるのか。
任務を果たして無事に帰国することができるのか。
***
結末は内緒にしておくが、映画は
これらの地域とアメリカは永遠に理解し合うことがないだろうという
メッセージともとれるセリフで終わっている。
昔の戦争映画のようにアメリカ=かっこいい、相手=バカというだけの
アクション映画ではありません。
カメラを振り回す撮影方法は、多分に一人称的撮り方。
長回しはないが、緊迫感は「トゥモローワールド」にも似ている。
ただし、派手さはこっちが上。
どこまでがロケでどこまでがセットなのかわからないが、
よくロケができたなと思えた。
ロケ先はサウジアラビアではなく、UAE、アブダビのようだ。
17:30開場、19:00開演。
ここでの試写会は人が大勢並び、30分では入りきれないことが多いが
それでも開場から開演まで1時間半もあるのは異例。
おそらくは、荷物検査があるので普段より時間がかかるとみたんでしょう。
それが正解だったかどうかは別として、
17:50についた時は、会館の外には誰もおらず、
一瞬、やってんのかな?と思ったほどだ。
2062席のキャパを誇る場内もその時点はまだガラガラだった。
***
予告もありました。
「スターダスト」「マイティ・ハート」のずっこけ2連発。
ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ガーナー、クリス・クーパー。
***
オープニング・タイトルで、アラビア半島の政治的な経過が示される。
この地域の石油でアメリカが利権を握り、産油国の経済的発展があり、
湾岸戦争を契機にアルカイーダらの過激派とアメリカの対立が激化、
ついには2001/9/11に至る。
サウジアラビア王国が主たる舞台。
タイトルのキングダムは、このサウジアラビア「王国」のことである。
サウジアラビアの首都、外国人居住区。
警察官と多くの警備兵に守られ、外界から切り離された地域。
多くのアメリカ人の家族がソフトボールに興じている中、
警察官の制服を着た2人組の男が、警官を射殺してジープを奪い、
車を走らせながら、機関銃を乱射し始める。
逃げ惑う人々、もう一人の偽警官が人々を誘導しながら自爆する。
最初の2人組は警官に射殺されるが、現場はパニック。
大勢のけが人が運び込まれたホテルの駐車場から、
現地のFBI捜査官はアメリカにいる捜査官
フルーリー(ジェイミー・フォックス)に捜査に来るよう電話する。
しかし、ここまでがおとりだった。
けが人と救助隊でごった返す駐車場で大爆発が起こり、
100人を超す死者を出したのだ。
アルカイダのメンバー、アブ・ハムサを首謀者とする反米テロであると
目されながら、アメリカは腰が引けて手が出せない。
FBIは独自の手段を使って、フルーリーと、
医学捜査官のメイズ(ジェニファー・ガーナー)、
爆発物専門官のサイクス(クリス・クーパー)、
情報分析官のレビット(ジェイソン・ベイトマン)
の4人をリヤドに送り込んだ。
宗教や現地の捜査体制の壁、許された時間はたった5日間。
アルカイーダに心情的に賛同する人もおり、反米感情は強い。
はたして4人はアブ・ハサムを追い詰めることはできるのか。
任務を果たして無事に帰国することができるのか。
***
結末は内緒にしておくが、映画は
これらの地域とアメリカは永遠に理解し合うことがないだろうという
メッセージともとれるセリフで終わっている。
昔の戦争映画のようにアメリカ=かっこいい、相手=バカというだけの
アクション映画ではありません。
カメラを振り回す撮影方法は、多分に一人称的撮り方。
長回しはないが、緊迫感は「トゥモローワールド」にも似ている。
ただし、派手さはこっちが上。
どこまでがロケでどこまでがセットなのかわからないが、
よくロケができたなと思えた。
ロケ先はサウジアラビアではなく、UAE、アブダビのようだ。
かなり趣が違いますよねぇ~。
冒頭のテロのシーンもかなり強烈でしたもんねぇ~。
やられた、やり返した、よかったね、
では済まない何か、を言いたかったんでしょうが、
本国では思ったほど受けていないようです。
最近こういう撮り方流行りなのですね。
中盤まではそんなに感じなかったのが、銃撃戦のところは目がついていけませんでした。汗
でも迫力はありました!
派手なわりには考えさせられるラストでしたね。
カット割りせず、カメラを振って視点を変える、
早回しとスロー再生の組み合わせとか、
連続したシーンの中抜けで短縮してみせる、
それに、
この映画はそれほどではありませんでしたが、
長回しも流行りのようです。
あぁ、本当にそうでしたね。自分は、ホントにぼぉ~と観てるなぁ~。
今、あらためて気付かさせて頂きました。
”永遠に理解し合えない”ということが理解出来る映画が、米国で作られ始めて良かったのかもしれませんね。