梨、その後

ナシは花がほぼ終わりました。
まだ花弁が落ち切っていないものも見られますが、大体は花弁も落ちました。

花柄だった部分の先端が黒くなっているのは、花を支える「がく」と「雄しべ」の残骸。
これが取れるとその下から「元雌しべ」だった子房が出てきます。

花粉がうまく子房に届いて受精できたものは子房が成長して、実や種になるわけですが、
受精できなかったものは、無駄なのでいずれどんどん落ちていきます。

残ったものが実になりますが、昨年はこれが９つあったわけです。
全く大きくなりませんけど、一応ナシの風合いと味はしました。

花柄ごと落ち始めるのは、もう少し先だろうと思っていたのですが、今日、この残骸を取ろうとしたときに
ぽろっと取れてしまいました。
その後もすぐに落ちるものがいくつかありました。これからしばらくは毎日続くと思われます。