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クロアゲハ、前蛹逆立ち、蛹落下、蛹接着

2018-09-24 21:52:41 | 昆虫/虫・その小動物
あのクロアゲハの幼虫(終齢)が、最後の排便、排水(要は下痢便)して徘徊の旅に。
とはいっても虫かごの中にいるので、虫かごの中を気が済むまで歩き回り、
気に入った場所で蛹になる準備をする。

場所決めが終わったら、頭をつける場所に糸を吐きつけ、体をさかさまにして
体の先(腹の先端=尻)をつけるところにまた糸を吐く。

そして体を元に戻し、腹の先端を固定し、頭をつけるところから体に糸を回し固定、
かなりの猫背になる。これが前蛹。

このまま1日ほど経過すると、頭の方から最後の脱皮。
顔の部分は「面」のように取れ、体は皮を下(腹)の方に脱いでいく。
そして腹の先はどうなっているのかわからないが、とにかくうまく外して
皮は脱ぎ捨てられる。これが蛹。

なりたての蛹はまだ直立に近いが、半日一日するうちにそっくり返ってきれいな蛹になる。
色は最初は緑だが、周りの色に合わせて変わることもある。



のはずだが、どういうわけか、6行目の「そして体を元に戻し」をしないまま、
前蛹になってしまった。

写真ではわかりにくいが頭を下にしたままだ。

しかも、間の悪いことに虫かごの本体とフタにまたがってくっついているようで、
このままだとフタが外せない。

第一、逆立ちしたまま蛹になることができるのか・・・・・



とりあえず放っておくしかなかった翌日、つまり今日。
朝確認すると、脱皮はうまく行ったようだが、さすがに逆立ちのままではいられなかったと見え、
蛹が虫かごの床に転がっていた。

なりたての蛹はまだ皮が柔らかく、傷がつきやすい。
触るとイヤイヤをする。

とりあえず敷き紙を変えてやり、きれいな紙の上にしばらくそのままで放置。

半日ほどおいて少し硬くなったようなので救出。
触るとまだイヤイヤはする。

助け方としては、
羽化しやすいように正立させて羽化した際に羽が床にぶつからない高さに置く。
以前は円錐状のポケットを作って入れたこともあるが、まだ柔らかく、
緑の紙を巻いた棒に両面テープでつけることにした。

本当は尻の先をくっつけたいのだが、つけようとするとイヤイヤをするので、
少し浮いたままになっている。

明日になればもう少し殻が固くなるだろうから、このまま落ちなければ成功。



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